いつかあの青空の心に

少年のころ見上げた、あの青い空。澄み切ったあの空のような心になりたいと願った。その心に近づいているのだろうか・・・

2004年10月08日 | 考える
孤独だったのだ。
だから、自分自身を「価値あるもの」だと、
思うしかなかった。
みんなはわかってくれない、と。

周囲に受け入れられない、
かといって「自分」を曲げ、
周囲に迎合できるほど器用でもないし、
プライドも高かった。

存在してもよいのかと問いつづけ、
答えとして特別であるからだと
自分自身を正当化していたのだろう。

人と違う、異なる特別な存在であるから
孤独でいるのだと。

しかしそれは間違いであった。
孤独であったのは自分の器の小ささ。
周囲を認めると、自分自身の小さな、小さな自信が吹き飛んでしまうから。

今は、どうだろう。
相変わらず自分は小さい、特別な存在でもない。
「何かの役に立たないのならば、生きている意味がない」
という気持ちは相変わらずだ。

人に、あなたがいてくれてよかったと
言われなくもない。
でも、自分自身の存在価値は自分自身で
認めたい。

理由は知らない。
ただ、唐突に自分が存在している。
それを受け入れて、今日も行くしかない。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする