現在、自粛中
どこへも行けません
桜 清水翔太
今年も春が来て この桜の木の下で
君のことを思い出す 無邪気にはしゃぐ姿
ずっとそばにいるつもりで 僕は笑いかけてた
こんな日が来るなんて 思ってなかった
桜のようにきれいな人 二度と忘れられない人
この気持ちは変わらない 君は永遠の恋人
ありがとうと言えるなら 何度も伝えたいけど
繋がっていた手と手 もう
さわれないまぼろし
大人になってくことほど 怖いことはないね
泣きたいときに泣けないよ こんなに好きなのに
桜のように愛しい人 僕を包んでくれた人
あきれるほど側にいた 君は僕だけの恋人
今年も春が来て この桜の木の下で
瞼閉じれば君がいる あの日に帰れる
君がいて 僕がいる 春の日
この一年で何百回となく聞きました
特にUruのバージョンで・・・
最近、休日にひとりで家にいる時間が多いので
どうしてもフラッシュバックしてしまいます
私が妻に言われて一番こたえた言葉があります
病院に行く車の中で、誰に言うでもなく
「なんで病気になったんやろ」ってつぶやいた時に
胸が張り裂けそうになりました
誰のせいでもない、〇〇が悪いんじゃないよと、ひとこと言いうべきでした
それからもう一つ、結果的に最後の入院の時に
〇〇ちゃん(ふたりだけの時の私の呼び名)
「仕事辞めてくれる」って言われた時も言葉が出ませんでした
うん、てひとこと言えば良いものなのに、とっさに出ませんでした
ああすれば良かった こうすれば良かったなんて
星の数ほどありますが、それはその時点では出来なかったと
割り切ることはできるのですが、この二つだけはどうしても心から離れません
私にとっては最高に幸せな結婚生活でした
妻も亡くなる一か月くらい前に、どこへ行ったとか、何を買ったとか
そういうことじゃなく
ベランダで花を育てて、写真を撮って・・・
そんな普通の生活が幸せだったと言ってました
ただ、思い出にすがって生きるような人生にはしたくないので
これからも思い出は大切にしながら前を向いて
生きていこうと思います
一年経っての独り言です