コメント
 
 
 
偉大なバレリーナ (chiro)
2015-05-04 18:51:26
プリセツカヤさんの「瀕死の白鳥」を生でご覧になったとは羨ましいです。
彼女を舞台で拝見したのは、2003年にマールイのダンサー達と共演した「バレエの美神」のみですが、シャルル・ジュドと踊った「牧神の午後」での圧倒的なオーラを覚えています。
プリセツカヤさんの自叙伝「闘う白鳥」も読みましたが、その熾烈な生き様は今の若いダンサーには無いものだと思いました。
だからこそ、多くの人々に舞台で大きな感銘を与える事が出来たのかも知れませんね。
 
 
 
chiroさま (おロシア人)
2015-05-05 19:06:18
「闘う白鳥」のつづられたソ連当局の圧力や搾取、話には聞いていたとは言え、こんなことが20世紀の世の中でありうるのかと、びっくりしたのを覚えています。
バレエの美神やインペリアルバレエ、その他多くのガラ公演で彼女の踊りを観ましたが、圧倒的なカリスマ性とオーラ、そして踊りの素晴らしさに感動しました。私が彼女の舞台を日本で観たのは、もちろんここ21、2年ですから、60代70代だったわけです。それでもクラシクチュチュを着てあれだけ踊れていて、、、、100歳くらいまで平気で踊れるんじゃないかって思いました。
舞台の上でのカリスマ性とスター性は神さまに選ばれた人でしたが、舞台を降りてからの謙虚さというか、優しい姿、誰に対しても真っ直ぐきちっと向き合ってお話する姿に感動しました。上野の文化会館で、出待ちのファンを全員中に入れてくれて、最後の1人までサインをしてくれていたあの姿、今でも目に焼き付いています。
静岡のかなりな田舎町の舞台にも来てくれて、(タランダ、まだ若かったクラピービナ、ガリムーリン、マラーホフ、チェルノブロフキナが一緒のツアー)みなさん汗だくで全力で踊ってくれました。。。。プリセツカヤはただ歩く、それだけでも、、、、オープニングとフィナーレのほんとにシンプルな動きですら、真剣で全力で真摯に行っていました。一緒に舞台に立てたダンサーは幸せだったと思います。
 
 
 
Unknown (chiro)
2015-05-07 20:30:37
プリセツカヤさんの舞台への真摯な姿勢やファンに対する心温まるエピソードを教えて頂きまして、ありがとうございます。
どんな舞台であっても手抜きをする事のない彼女は「一期一会」の重みを良く知っていたように感じました。
一人のダンサーが同じ演目を何度も踊る事はあっても、観客にとっては、決して同じ物ではないし、「一期一会」であると言えるかも知れませんね。
同じ舞台に立ったダンサー達から大いに尊敬されていた存在だったのは想像出来ますし、唯一無二の偉大なバレリーナでした。
 
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