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TWIRL i 発表会―BATON THE BATON Ⅳ―
全日本やペテルブルク便りや、いろいろ書きたいこと溜まっていますが、まずは23日に行ってきたBATONの発表会から。
TWIRL i(トワルアイ)は1970年設立の高山アイコバトンスタジオが、2000年に主催者と名称を変え新たにスタートしたバトンスタジオです。
トワルアイのことは、スポーツアイ世代ならきっと憧れの存在だと思う、高橋典子さんのブログを通じて存じあげておりましたが、その高橋さんのブログで「初めての発表会」が行われることを知り、これは是非みたいなあと思っていました。
個人的に今年は会社での昇級試験のスケジュールが1ヶ月ずれ込んでいて、スケートやバレエを観る予定が全然立てられない状況で、休日希望も出せないまま毎月勤務シフトが出来あがってくるのを待つ状態です。(よって、来月もバレエを観られるのかわからない。。。)
そんな中、23日は偶然にも15時あがりの勤務、翌24日は14時からの出勤ということを知り、これはもう、観に行くしかないと、慌てて2回目公演のチケットを購入。
クリスマス前の連休中、しかも会場は舞浜のアンフィシアターということで、こりゃ新幹線が無難だと、わたしにしてはめずらしく新幹線チケットもゲットし。。。。
そうこうしているうちに、「23日の全日本フィギュアのチケットあるけど欲しい?」って友人からのメールが。。。
そこは、、、観たいけども、、、、もう、、、BATONのチケット買っちゃったから(涙)
小心者のわたしは、もしここで、BATONを裏切って、スケートを観に行ったら、罰が当たって、全日本がとんでもなく荒れるかもしれない、、、潔く生きなくては!!!ってね。
ちなみにチケットは別の友人のもとへ。。
(妹はディズニーオンクラシックだった。姉妹2人して、なんてまあ。。。
まあ今年はそういう運命だったんですよ。)
友達からは『絶対に全日本の会場にいるのが怖いからBATONを選んだんだ』と言われましたが、違いますって、たまたま、BATONが先だっただけです。はい。
比べるなんてできません。
ま。あえて言うなら。
高橋典子さんは、わたしにとって、伊藤みどりちゃんだとか、ウラディーミル・コーチンとか、アレクサンドル・ヴェトロフとか、ベステミアノワ&ブキン、五十嵐さん、とか。
そういう感じの人なのですよ。。。。
さてさて、トワルアイ発表会。
『夢の架け橋』と名づけられたこのステージは、3部構成。
トワルアイに所属する、選手権メンバー、シニア、ジュニア、支部のみなさん総勢125名でのBATONショーは本当に素晴らしいのひと言です。
舞浜アンフィシアターは、シルク・ド・ソレイユのゼットが行われていたステージでしたが、わたしは初めて。
後方ステージと前方の円形ステージが組み合わされていて、、、、ああ、こういうところでバレエやスケートを観られたら幸せだなあ、って妄想が膨らみます。。。
『スパルタクス』や『ライモンダ』が観たい。。。
厚生年金会館でスケートを観られたんだから、、こっちでも、、とか思っちゃう。。。
第1部
「オープニング」
89名のバトントワラーの大迫力。
いかにも「マーチングバトン」といった感じのつくりと、カンカンやラインダンスのようなレビューみたいな、オープニングに相応しい盛り上がりです。
競技バトンのソロやデュエットも好きですが、バトントワリングの魅力で、団体競技としての部分もはずせません。
端から端まで、ウェーブみたいに技が決まっていくところとか、ゾクゾクしちゃうし、「これが見たかったんだよね!」っていう充実感と爽快感が身体にぐわーっと満ちてきます。
で、涙。
泣けるんだなあ、これが。。。
だいたいわたしは、スケートでもバレエでも、オープニングに弱い。
デフィレで涙じょんじょろなんである。
いかんなあ。。。。
「Om Asatoma Sad Gamaya」
16名によるエスニックなナンバー。2007年のシニア・バトン・フェスティバル時の作品のようです。
美しかった~。
「へっちゃらロック~・・・・・・・・?」
79名+ウルトラマン
こちらはジュニアの方ばっかりだったのかな?
男の子もいて可愛かった。
バトンなしのダンスのみのナンバーで、最後はウルトラマンタロウ(出ていたのはタロウじゃなくてウルトラマンだったけど)の歌でした。
「We need a little Christmas」
こちらは選手権コースの方とかシニアの方々?5名によるクリスマスナンバーで、客席に下りてきてクリスマスプレゼントを配ったりする演出もありました。
「That's Disneytainment」
支部教室の10名のみなさんのナンバー
「ドナルド&デイジー」
ジュニアの子たち、18名のナンバー。
「Candy Candy」
トワルアイ支部教室29名のナンバーできゃりーぱみゅぱみゅの曲
「Duke Ellington」
佐藤未映さん、藤巻沙耶さんによるデュエットで、ダンスのみ
「Steam Heat」
シニアの17名によるナンバー
「スケルトン・フェスタ!」
ジュニアの26名によるナンバー
「キラキラ星変奏曲」
シニア23名によるナンバー。クラシックではなく、ジャズよりのアレンジ。
「アリとキリギリス」
7人のキリギリスと19名のアリ。
1部はシニア、ジュニア、シニア&ジュニアの混ざったもの、いろいろ織り交ぜて見せてくれました。
競技としてのバトン、技術の部分はもちろん素晴らしいのですが、それよりも、出演者のダンステクニックと表現力の高さに感嘆・感動で胸がいっぱいになりました。
スポーティーでアクロバティックなところ、そしてもちろんあの魔法のようにくるくる回るバトンの魅力もさることながら、みなさんの身体の動きが美しいことこの上ない。
バレエやジャズダンスのテクニックを自分のものとし、観客にプログラムを届けるパワーはすさまじいものがありました。
曲を表現しようという気迫も素晴らしかった。こういうのって、最初は人から言われて、、という部分もあるのだろうけども、やはりやってる本人が「相手に伝えたい」という強い意志がないと出来ないことだと思います。
第2部
『こどもたちが迷い込んだ森の古い館
そこは魂だけが生き残るゴーストたちの世界
現実か過去の自分か
彷徨い・・・
幻覚に踊らされ・・・
やがて蘇ることのない天国へ光を求めて』
7曲からなる幻想的なプログラムで、これ、、もう1回観たいなあ。
1部でもところどころ使われていた映像の技術ですが、1部ではあくまでも「背景」としての映像だったのですが、ここでは作品の一部として重要な役割。
影の使い方とか、子どもたちが洋館にいざなわれていくところとか、上手かったなあ。
せりや奈落の使い方も良かったです。
ゾンビーダンスのところはマイケルの曲とか使ってました(スリラーじゃないよ)
子どもたちの中の1人が館に取り込まれて、ゴーストたちの仲間になっちゃうみたいなんですが、
もともと館にいたゴーストの中の1人、ジゼルみたいな、半ゴーストなのか、それともミルタみたいなゴーストの中のボスなのか、、
とても素敵な作品でした。
シンクロの奥野さんの「夜叉の舞」みたいに、従来からあるわかりやすいものとか、楽しい・美しいだけの表現じゃなくて、さまざまな表現の広がりを味わえるのっていいですよね。
第3部
「OVER THE RAINBOW」
シニア20名によるナンバーで2012年のバトンフェスティバルでの作品
「Mary Poppins」
A spoonfl of sugarとSupercalifragilisticexpialidocious
「メリー・ポピンズ」から2曲。
ジュニアのみなさんでと~っても楽しかった!!!!!
昼夜2回公演でこのパワー。
素晴らしい。。。。
しかし脳内は見事ジュリー・アンドリュース(一番好きな女性歌手)
Mary Poppins Supercalifragilisticexpialidocious
Julie Andrews and Gene Kelly - Tapping game
こんなふうに、タップだけでSupercalifragilisticexpialidociousが頭にイメージできるってほんとにジーン・ケリーって魔法使いです。。。。。
「AMENO」
シニア15名によるナンバー
「Both Side Now」~青春の光と影~
高橋典子さんによるソロダンス
「栄光の架け橋」
高橋典子さんと6名のメンバーの作品
バトンがつなぐ夢を表現した美しい作品。
バトンがリレーされていくところでは涙が止まりませんでした。
「フィナーレ」
全員。
感動しました。。。。
音楽やってる人や、スケート、新体操、バレエ、ダンスが好きな人にはたまらないと思います。
次回は母と妹にも見せてあげたいな。
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ペテルブルク便り~2013年12月24日マリインスキー劇場「ジゼル」
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ペテルブルク便り~2013年12月22日マリインスキー劇場ソワレ「くるみ割り人形」
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ペテルブルク便り~2013年12月22日 マリインスキー劇場「くるみ割り人形」マチネ
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