1日の終わりに ~森真理マンドリン教室~

マンドリンと共に暮らす日常のあれこれを、ほぼ毎日綴っています。

マンドリンいろいろの日曜日

2015年03月02日 | Weblog
今日(月曜日)は丸1日フリーの日!
お天気もいいし、気分も軽やか。
でも、こういう日って何事も成し遂げずに夕方になってしまうんだよな、と思っていたらまさにその通りの状況です。

昨日は、
午前中 自宅レッスン
午後 本番の打ち合わせ&二重奏練習(短時間)
夜  柴田先生マンドリンリサイタル

という充実した1日でした。
それぞれの間には時間の余裕もあって、忙しくなかったです。

本番というのは、ピアノ教室の発表会に少し出演するんです。
ギターのtuttiさんのお嬢様が習っているというご縁で、前にもマンションでのイベント(ピアノの先生ご主催)で弾かせていただいたことがありました。
あれは10年くらい前だったでしょうか・・・。
tuttiさんとは、おさらい会以外で弾くのはひさしぶりなので本番が楽しみです。

その後、柴田先生のリサイタルへ。
会場はサロンテッセラ
おしゃれな感じの素敵なホールでした。天井がとても高かったです。
京都公演に行った方からの情報の通り、ピアノ蓋全開でした。おお~。
客席では思いがけずたくさんの知り合いに会えて楽しかったです。

柴田先生の企画すること(リサイタル、発表会など)は、いつも一本筋が通っていると思います。
発表会の場合は「マンドリン室内楽の作品」、今回のリサイタルは「マンドリンとピアノの為の作品」。
その編成がどういう意味を持ち、どのようにマンドリンの魅力が発揮できるか。
曲目解説もとても読み応えがあって、興味深いです。

リサイタルの第1部は「ウィーンゆかりの作曲家によるマンドリンとピアノの為の作品」、第2部は「19世紀後半以降の様式で書かれた作品」という構成でした。
どちらもそれぞれの魅力があり、お2人の音楽の世界にすっかり引き込まれました。
盛りだくさんの内容で、しかも前日は京都公演があったばかり。
音楽家というのは本当にタフでないと務まらないですねー。すごい。

ピアノとマンドリンという組み合わせは、音量的に難しいというのが今までの私の考えでした。
でもそういうことを意識することなく曲に入り込めたというのは、バランスが絶妙だったからかと思います。
スペイン綺想曲やカラーチェのマンドリン協奏曲2番は、発表会でもよく演奏される曲です。
それとはピアノ伴奏の印象が大きく違っていました。譜面は同じだろうから弾き方の違いなんでしょうね。とても新鮮でした。
マンドリン協奏曲2番は自分が弾いた頃(遠い目・・・)のことを思い出し、特に感慨深かったです。改めて聴くと本当に大変な曲ですね。

先週のテスタカルドのゲストのソロ演奏、そしてこのリサイタルのお2人演奏、間近で素晴らしい演奏を聴けてしあわせでした。
あまりに素晴らしすぎて、「やる気が出る」、の反対と言いましょうか、なんだかそんな感じ。

帰りはサロン近くのお店で食事をして、ちょっと前向きになれました。

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4 コメント

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Unknown (tuttiguitar)
2015-03-03 07:07:47
日曜はお付き合い頂きありがとうございました。
前半繰返しの変化は次の練習でも試させてください。この間は私が練習不足でした。

> あまりに素晴らしすぎて、「やる気が出る」、の反対

私は素晴らしいモノを見たり聞いたりすると、すぐにでも楽器に触りたくなりますね~。
『あぁ!弾きたい!』って。
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Unknown (シルベス)
2015-03-03 08:20:12
tuttiさん、
こちらこそありがとうございました。
私ももっと考えておきます。
次の練習の日を決めましょうね。

私も今までは「あぁ!弾きたい!」だったんですが、気力・体力が衰えてるんですかねー。
でも、もう前向きになりましたから♪
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Unknown (エジルド)
2015-03-03 16:44:28
リサイタル、素晴らしかったですねー。
柴田氏の生ソロを聴くのは、清里のセミナー以来ですが、一つの音を大切に弾いている、音色がまろやか、上品(スペインの時に特に思った!)でした。
ピアノとのバランスも絶妙でしたね。
ピアノが大きすぎてもマンドリンが消えてしまうし、小さすぎても違和感が残る。ホントに絶妙だったなぁ。
また、こちらでリサイタルをされる時は、必ず予定を空けて聴きに行きます。
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Unknown (シルベス)
2015-03-03 18:57:25
エジルドさん、
日曜日は、お会いできてよかったです。譜面もありがとうございました。助かります!
スペイン、よく聴くようなバリバリした感じじゃなかったですね~。でも、というか、だからこそ、というか、大切な音はしっかり聴こえてました。
帰り、ご一緒できたらたくさん語り合えたのにな。またの機会を待っています。
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