真実の言葉

昨夜は文章演習のクラス。
冷た～い風が吹きすさぶ夜にも関わらず、頭の中はHOT HOT
パズルのピースが収まるべくトコに収まっていく感覚というのかしらん。
かといって、書けるか、自分。
というのはまた別の問題であって。あーはがゆい

クラスでは文章を考えるうえで、参考になるプリント類をたくさんもらいます。
昨日渡されたものは崎田昭夫さんという方の文章でした。
えぇ？ 崎田さん？ あの崎田さん？ ホントーにビックリしました。

崎田さんはナガサキの方。被爆の語り部です。
以前、仕事でご一緒したことがあって。ご飯食べたり、歌ったりw
崎田さんをはじめ、長崎の方はとっても良くしてくれて
イゴコチのいい。気持ちのいい思い出がいっぱいの土地。
昨日は、思いがけず過去にタイムスリップする機会をもらいました。縁って不思議ね。

プリントは既に知っている内容。何度もライブでw聴いてますから。
それでも伝わってくる、迫ってくる何か。
わたしはプラスαの状態で読むけれど。
まっさらな人にも同じように伝わるのではないかと思うのです。
だって、その人の真実の 本当の思いが、後ろにあるから。

できれば思い出したくないことです。トーゼンでしょう。
誰もがあの日を語れるわけじゃない。当たり前です。
それでも話すのは“はなさなくちゃ”と思うから。
同じコトをくり返させないために。自分にやれることをやる。
人生の大先輩。何を持ってしてもかなわないと思うのはココ。

被爆者の方だけが集まったフォーラムに出たことがあって。
あのとき感じた気持ちは忘れられないのだけれど。
「自分はここにいちゃいけない」
被爆の語り部として人々の前に立つときとは違う、
ひとぞれぞれの思いがそこにはありました。痛かったよー

人様に聞かせる話は、人様に聴いてもらえるように話してるんだ。
本当の叫びは心の底に隠しておいて。
受け入れてもらえるように、わかってもらえるように話してる。
目的は、過去をその場に押しとどめておくため。
現在に、未来に、よみがえらせないためだから。

だからこそ本物の言葉になるんだと、あらためて思いました。
そしてわが身、わが心中を振り返り…アイタタタ

ところで。
このBlog「日曜討論」を見ながら書いてまして。今朝のテーマは「政治とカネ」。
言葉アソビの寒々しい感じがしちゃうのはわたしだけでしょうか？
「わかって～。わかって～」的な。
ま、基本、ツッコミ入れるために見てるんですけどねーヤなヤツ