東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

町田市 小山田緑地ウォーキング(1/2)

2014年03月10日 | 歴史探訪他ウォーキング

 人間ドッグが終わった次の日、4日は町田市にある小山田緑地を散策することにしました。天気も良好でしたので、のんびり散策することができました。町田駅に向かう途中、横浜線から丹沢山系が見えました。先日の大雪で、山はすっかり白くなっていました。
 私が20歳代の頃、この山の5万分の1地図に掲載されたすべてのルートを走破しました。高さ1,500m程度の低山ですが、昔は冬に遭難者がいたようです。この山を縦走している時、その遭難の碑を見かけたことがあります。明治や大正時代は、まだまだ丹沢は未開の山脈だったのでしょう。

             雪で白く変わった丹沢山系、 塔ノ岳,蛭ヶ岳等懐かしい山々


 バス路線を少し間違えて小山田バス停でバスを降りましたが、気を取り直して小山田緑地に向かって歩きました。バス亭を三つばかり戻って大泉寺バス停から小山田緑地サービスセンターに向かいました。センターに着くと、緑地公園内のみはらし広場に行きました。そして、その広場に着くとイスに腰をかけて休憩しました。

      小山田緑地公園の入口              展望が良いみはらし広場
 

 みはらし広場には思い出があります。10年位前まで私はボーイスカウトの指導者をしていました。子供達を連れてこの広場によく来たものです。この広場脇の斜面でいろいろなスポーツをしました。簡単なものでは、チームで斜面を登ったり下りたりしてそのタイムを競うのです。
 みはらし広場からは、富士山,丹沢山系,そして高尾山などの山々を展望することができます。みはらし広場での休憩が終わると、林の小道を歩いて、広大なスポーツ広場に行きました。

    小動物が生息する林の小道          サッカーなどが楽しめるスポーツ広場
 

 スポーツ広場には休憩所があり、私はトイレを拝借しました。その休憩所を出ると、スポーツ広場を回り込んで、池に向かいました。池に着くまで、こんもりした林間の小道を歩きました。落葉樹ばかりの明るい小道です。道を横切る木の根っ子につまずかないように、注意しながら歩きました。

               池に向かう明るい林間の小道、数人とすれちがう


 池は小山田緑地の低い湿地帯にあります。季節がらカエルが卵を産んでいないか、水面下を丹念に探しましたがありませんでした。これから産卵するのでしょう。4月中旬にはたくさんのオタマジャクシが泳いでいることと思います。このような広めの池だと、ザリガニ,フナ,亀などが生息していると思います。そして、これらの小動物を狙ってタヌキや鷺などが次々にやってくるのではないかと思います。

              寒いためか生き物の姿を確認できなかった池


 池付近は雪が残っていました。このため、みはらし広場と比べて数度気温が低いように感じられました。歩きを止めると、冷たい谷風のためすぐに寒くなりました。早々に池を立ち去り、小山田緑地サービスセンターに戻ることにしました。センターに戻るときは、軽トラックが通ることができるほどの広めの道を通りました。

     雪が残る池の木道                 センターに向かう広い道
 

 広い道は、とても良く整備されていました。特に竹林は綺麗でした。枯れた竹が一本もなく、竹林を通して向こう側の丘が見えました。小山田緑地サービスセンターに着くと、センター内を少し見学しました。この小山田緑地に住む昆虫などが展示されていました。その昆虫の中に、先日田布施の伊差里ヶ峠に迷い込んだ時に発見したウスタビ蛾の繭と同じもの発見しました。東京でウスタビ蛾の繭を見ることになるとは思いもよりませんでした。その綺麗な薄緑色の繭を見て嬉しくなりました。

     綺麗に整備された竹林          ウスタビ蛾の繭を見た小山田緑地センター
 

 今回、町田駅から小山田緑地まで行くためのバス路線を間違えてしまいました。20年近く小山田緑地に行っていないので、土地勘が悪くなっていたようです。日大三高東バス亭に行くところを、遠い小山田バス停に行ってしまいました。小山田バス停から大泉寺バス停まで戻ってから、小山田緑地公園に行きました。ま、こんな事もあるでしょう。

         今回歩いた小山田緑地公園のハイキングコース(前半)

コメント
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