昨今の日本の社会というか組織というか、
権威主義的でかなり硬直化、非情化してはいまいか。
宮仕えの身に「職務命令です」と言われたら、良心に恥じる不本意なことでも
自分自身を貶めるようなことでも、仕方なく従うしかないのか。
憲法19条「思想・良心の自由」ですら、
組織の上司からの職務命令の前には屈するというのか。
6月2日熊日に辺見庸の
「破壊と不安と君が代」と題する特別評論が掲載されていた。
戦争があったかと見まがうほどの大震災後の「社会的心状」について、
「ものごとは国家、地域、集団、組織優先が当然とされ、
生身の個人はのどもとまででかかった異論を呑みこんでしまう。」といい、
「日本型ファシズムの特質は、
人があえて争わない階調にあり、
表面はとても異形には見えないところにある。」という。
難しいことはさておいて、
いつものように鋭すぎる感性で書かれた文章だった。
今の世の中、自由に振舞えているようで、
肝心なところでは選択の余地がないように思える。
だんだん窮屈になるー。
権威主義的でかなり硬直化、非情化してはいまいか。
宮仕えの身に「職務命令です」と言われたら、良心に恥じる不本意なことでも
自分自身を貶めるようなことでも、仕方なく従うしかないのか。
憲法19条「思想・良心の自由」ですら、
組織の上司からの職務命令の前には屈するというのか。
6月2日熊日に辺見庸の
「破壊と不安と君が代」と題する特別評論が掲載されていた。
戦争があったかと見まがうほどの大震災後の「社会的心状」について、
「ものごとは国家、地域、集団、組織優先が当然とされ、
生身の個人はのどもとまででかかった異論を呑みこんでしまう。」といい、
「日本型ファシズムの特質は、
人があえて争わない階調にあり、
表面はとても異形には見えないところにある。」という。
難しいことはさておいて、
いつものように鋭すぎる感性で書かれた文章だった。
今の世の中、自由に振舞えているようで、
肝心なところでは選択の余地がないように思える。
だんだん窮屈になるー。
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