舌の先端がビリビリしてることは今までもあったけれど
今回は舌全体が麻酔でも打たれてるような
だらーんとした感じで
なんとも気持ちが悪い。
たまに噛んだりもする。
お昼にだんなさんが作ってくれた豚骨ラーメンも
友達が送ってくれたフルーツゼリーも
今まで平気だったホットミルクでさえ
変な味になってしまった。
舌が正常の時は何にも考えずに食べたり飲んだりしてたけど
なんでも美味しく食べられるってすごいことなんだなぁ。
早く戻ればいいなー。
夕方になって
元気レベルが3ぐらいになった。
トンネルの先の小さな灯りが微かに見えてきた感じ。
体の周りにまとわりついていたモワ〜っとしたものが少しとれてきて
頭もクリアになってきた。
これはいい兆候。
夕飯は、コールドストレージに売っている謎の魚を丸ごと揚げて南蛮漬けを作ったらしい。
流石に骨までは食べられないけれど
苦労の跡がみえる渾身の一品だった。
感想を求められ、困ったが正直に
「酸っぱい」と答えた。
本人もそう思ったようで
ちょっと凹んでたけど
半年前を考えると
まさか魚の南蛮漬けを作るなんて
思ってもいなかったから
すごいことだと思う。
継続は力なりだ。
簡単だと思っていた料理が
意外と手間がかかったり、
難しそうに見えてちゃっちゃと作れたりすることを日々学んでいると思う。
はたと気づいた。
酸っぱいものはちゃんと酸っぱく感じる。
酸味は大丈夫だった。
私がまだ食べているのに
洗い物や片付けを始められると
「ゆっくり食べてね」と言いながらも
やっぱり急かされてる気がする。
決してそんな気はなくても
食べてる人をそんな気持ちにさせるものなんだなと改めて感じた。
この半年
二人でいろんなことを学べたような気がする。
これからきっと役に立つだろう。
すぐ忘れるから
こうして記録しておくことはやはり正しいと思う。
明日も晴れるといいな。
日本はいつ誰が感染してもおかしくないぐらい増えている。
異国から東京オリンピックを観戦してるけれど
本当に東京で行われているのか不思議な気分になる。
コロナとオリンピック。
同じ国の中のこととは信じ難い。
子供達や友達がもし感染してもきちんと医療機関で診てもらえる状況であって欲しい。
心配だけど
見守るしかないのかな。
明日は体がもう少し動きますように。