一人っ子の彼女は勿論両親の愛を一身に受けて育ちました。いよいよ嫁に出すことが決まりだしたとき、
父親から、ドラマでよく聞く「定型的な繰り言」が出始めました。眠れない時もあたそうな。
でもそれは全部「花嫁の父」の範疇のもの。その証拠は披露宴で、
美しく輝く花嫁を誇らしく思っている様子が感じられちょっとでも目をそらすまいと、
招待者への気配りをしつつも心ここにあらす(怒られるかな)という風情がありましたもの。
この日は、寂しさより喜びが数倍勝っていましたね。
母親の方が寂しそうな表情だったよとは我が夫の言葉。
しかし、寂しさはしばらくのこと、そのうちに団体で押しかけてきますからね。忙しくなりますよ。
おめでとう。よかったね。
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