江川のほとり

四季の移ろいとメダカの独り言

50年ぶりのドキドキ

2009-12-14 23:08:07 | Weblog
ひょんなことから大冒険をすることになった。
小さな年長者の集まりで、地区にお住いのお茶の先生にお願いしてお茶会を
催すことになりました。先生のお宅のお茶席に伺った事があった関係で
「ちょっとお手伝いしてくださる?」と軽くおっしゃるのでわたしでよければ・・・つい
軽くお返事してしまいました。嫌いなほうではなかったといっても、
50数年前少し習っただけ、帛紗さばきもすっかり忘れてしまい、おまけに手に脂っけがなくなり帛紗が
手になじまない困ったことになったが もう仕方がない。先生に2回ほど1から教えていただきあとは
「割りげいこ」の本で自宅学習。帛紗、茶筅、茶杓を買い整え棗は蓋つきの湯飲み茶椀。「盆略点前」
の道具が揃ったつもりで駆け込み練習。お茶席の20数名のなかには相当深い心得の方もいらしゃったかもと
おもうと冷や汗ものでした。「点前作法を間違えても、道具が高価でなくても、自分が一生懸命、
心から相手のために点ててあげるという心があれば、その一椀のお茶は何よりも尊いお茶になります。」
と本にありますが、今回の私は厚かましさとただ順序追うだけで 心得としては一番遠くにいたのでは
なかったかと重ねての冷や汗。
これから、半端ながら揃えた道具で時々楽しもうと、いい機会を与えてくださった先生に感謝しています。




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