なっとくいかねーぞ！

はやってますな、ポケモンGO。

「ゲームをやるときは、周りに注意して気をつけてやりましょう」
って、歩きスマホを容認してるじゃないか！

「歩きスマホはやめましょう」
だったはずなのに、変だなぁ。
そのおかしさに、多くの人が気づいているとは思うんだけど…。
なんか、なっとくいかねーぞ。

そして、今年の高校野球の美談。
覆ったジャッジに異を唱えず、そして逆転負。
さらに、負けたチームは勝ったチームにエールを送る。
「すばらしい！」「監督も選手も審判も、だれも間違っていない！」
という賞賛の嵐。
いやいや、グレーなら抗議しましょうよ。
ルールより審判が上って問題でしょ。
どんなスポーツでも、ジャッジに納得いかなかったらちゃんと抗議するじゃない。

上官の命令は絶対です！が賞賛されるなんて…。
ああ、なっとくいかねー！

そうそう「なっとくいかねー！！」といえば、大好きなエピソードがある。
「2組のお友達」という、一條裕子氏のまんが

橙の本 第55話「ぶっぶーなお友達。」

算数の授業で、電卓を取り出して計算しようとしたタロちゃん
当然先生に注意されます。
するとハナちゃんはそろばんを取り出します。
当然その場は、そろばんも使ってはだめと先生に注意されます。
そして、「そろばんも計算機の一種だ」とか「電気を使わないからずるじゃない」とか議論になります。
しかし、今の時間は電卓もソロバンも禁止と先生に言われ、二人は仕方なく「計算機」は使わずに算数の計算を始めます。
すると、そろばんの出来るハナちゃんは、頭の中でそろばんをはじきます。
タロ「先生！はじいてますっ。頭ん中のソロバンってアリですかっ」
ハナ「アリに決まってるもん。悔しかったら電卓頭ん中に埋め込めばいーんだもんっ」
タロ「なーっ、なっとくいかねー！！」

そういう私もソロバンは出来ません。
世の中理不尽だなぁ。