篠崎博見ミュージアム

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山笑う春の旅

2023-04-13 12:25:02 | 旅行記
4月2日、3日、日月という本来なら空いているであろう日程で阿武隈といわきに一泊旅行。
まぁ、世間は春休みなので特別すいているわけでもなかったが、春休みにしては空いていたかな。

初日はまず、あぶくま洞へ。
私は小学生以来。嫁さんは数年ぶり。娘は初のあぶくま洞。
僅かながら標高が高いせいか、少々涼しかった。

今回行って初めて知ったのだが、あぶくま洞が発見されたには昭和44年。
私があぶくま洞に行ったのは、小学何年生のことだったかはよく覚えていないが、発見されてか15年程度のことだったのか。
さて、早速鍾乳洞に入るわけだが、私と娘は探検コース。
探検コースは、狭いところを屈んだり、岩に体を擦りながら通らなければならないところもあるコース。
途中でつっかえてしまいそうな嫁さんは、探検コースは辞退。

とても見応えのある鍾乳石が綺麗にライトアップされていた。
少数意見かもしれないが、個人的には、青とか緑とかカラフルなライトアップもいいのだが、自然光に近い色でも鍾乳石を見たかったな。
設備を整えるのが大変かもしれないが、何分かおきに白色光のライトに切り替わるなどの演出があるとなおよかったかな。

あぶくま洞では、探検コースを通るので、気合を入れてGORE-TEXの登山靴で挑戦。
足元がけっこう濡れると聞いていたので、登山靴なら滑りにくいしちょうどいいかと思ったわけだ。
当然、足元快適な探検をできたのだが、車に戻って靴を脱ぐと、ソールが壊れてしまっていた。
数年使ってきた登山靴なので、寿命だったのだろう。
いままでありがとう!
そして、壊れたのが、ガチな山登り中でなくてよかった。

その後は隣の天文台のプラネタリウムを堪能し、時間に余裕があったので、白水阿弥陀堂へ。



白水阿弥陀堂は水戸に移り住んで以来、いつかいきたいと思いながら20数年も行けなかった念願の場所。
写真ではちょくちょく目にしてはいたが、やはり実物を見るとその存在感に圧倒される。
福島唯一の国宝建築物。
平安末期の建造物で、このような古い建築物を見ると、古の人たちも同じものを見ていたのかと、なんとも言えない思いになる。
数百年前と同じ景色がそこにあるわけで、それを味わうのがまた楽しいのだ。



上の写真は阿弥陀堂の周りの池からその後ろの山の方を向いた景色だが、まさに「山笑う」。
行きの道中、高速道路から見える山々も春を感じさせる景色ばかりであった。

その後、「食担当」の嫁さんが予約を入れたシュークリーム屋さんによって、いわきの宿に向かった。
夕飯は近くの地元の居酒屋さんへ。
最近いわきは、夕飯の出ない宿が増えているらしい。
入ったお店のお客さんは、ほぼ地元の人のようでそれもまたよかった。

そして次の日は、アクアマリンふくしまへ。



震災前は、小さな娘を連れて数回訪れていたが、震災以降行っていなかったので10数年ぶりということになる。
驚いたのは、いろいろな施設が増えていたこと。
爬虫類や両生類の展示も増えていて、なかなかよかった。

やはり、一泊旅行はこれくらいの距離がちょうどいい。
時間も余裕があって、ゆったりと過ごせる。

そして春休みも終わり、世間は新学期に突入!
私も二科の支部展に向けて現実と向き合う日々を送っているのである。
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