春は曙…

最近日が長くなり、それと同時に朝も明るくなるのが早くなってきたように思いませんか？私はもともと低血圧の低体温で、朝が辛いのだけど、朝になる時間帯は割と好き。起きられれば、だけど。
春は曙、ようよう白くなりゆく……清少納言の枕草子ですが、雲のたなびく様まで、よく見てるなぁと思いますね。私は賢い！と強調する様な部分はチョット引いちゃうところもあるけど、帝の寵愛を巡る女性達の権力闘争を考えれば、仕方が無いのかな。
それはさておき、曙色は東雲色(しののめいろ)とも言いますよね。マジェンタとイエローが大体半々位、ややマジェンタが多い明るいオレンジ系ですが、私の朝方は薄紫から薄青系のイメージなので、「紫立ちたる雲の少したなびきたる」なんですよね、やっぱり。曙色や東雲色とはどうしても結びつかない。東雲色の見本を見たときは夕日の色って思いましたね。
季節や時間帯によってもイメージしたり、感じたりする色は違ってくるけれど、全くの反対色というのは差があり過ぎ。
明日の朝、チョット早起きして朝の色を楽しんでみませんか？

白黒つけたい人

白黒はっきりさせたがる人って時には迷惑だったりする。貴方にとって、はっきりさせたい事でも、他人にはどうでもいい事も多々ある。
どっちなの？白黒つけてよ！と言われても、まぁ主観の問題だし、とか、全く興味ないんだけど、なんて言おうものなら火に油。オマケに結構根に持たれたりする。白と黒は対比する色かもしれないが、混じり合うのだ。グレーにはどれだけの名前があることか。なぜ中間ではいけないのか？
だけど、頭から湯気が上がりそうな人の前では、意見を求められた者は、沈黙せざるを得ない。そして心の中でつぶやく。参考にする気も無いのに、意見を求めるのはやめて欲しい。貴方の思うようにすればイイでしょ。私の意見は白でも黒でもない、全く違う色なんだから……はあ～(~_~;)

春の空が降りてくるけど

昨日は東京で煙霧が見られたというニュースがよく報道されていたけれど、初めて聞いた言葉で、？？？ テレビ画面を見て、おお～、黄砂じゃないんだ。何とも言えない空の色。
春の空は、冬のどこまでも高く澄んだ青ではなく、空が降りて来たというイメージ。少しぼんやりしているけれど、柔らかなうすい青。絵に描こうと思ったら、ブラックは絶対に入れたくない。下には明るい日を弾く若葉の木々がいいな。
昨日は朝から暴風雨で、仕事中ずぶ濡れになったから、今日みたいなあったかい日は、ホントは仕事休んでスケッチブック持って出かけたいけど、昼休みでも電話がなる。ハイハイ、出ますよぉ。仕事仕事！
はぁー、職場に春の空の穏やかさは無い。

日本の白 胡粉

久々にゆっくりと過ごす土曜日。仕事から戻って来たダンナと昼ごはん。テレビで「和風総本家」を見る。再放送だけど。(この番組好き！)今日は、金沢を支える職人ＳＰ、面白かった。雪見障子なんてどこにでもあるのかと思ってた。
ここで、出て来たのが、胡粉。牡蠣殻から作っているのは知っていたけれど、微粒子まで細かくする工程が見られて、へ～ほ～って感じ。おまけに日本画だけじゃなくて、能面の下塗りにも使っているなんて知らなかった。世の中知らないことだらけね。
地元で当たり前でも、他所からみれば問題にもなったりもするし。
目から鱗の番組でした。また来週見られる時間あるかなぁ。
ちなみに、胡粉色はイエローが2ありました。ホンの少し、分からないくらいのうるみがある感じかな。

色も美味しさ

病み上がりでも主婦は忙しい。三日ぶりにスーパーへ買出しに行く。果物コーナーは柑橘類が今が盛りと並んでいる。いろんな黄色が目にしみる。あ～美味しそう。やっぱり風邪ひきにはビタミンCよね…と、夕食の材料の前に買い込む。
八朔、金柑、文旦、蜜柑、デコポン、オレンジ、せとか、グレープフルーツ。あ～目移りするわぁ。迷ったあげくに、3種類お買上げ。そんなに食べられるのかって？モチロン食べますとも。
閑話休題、今日の話題の主役は茄子。あ、安い！夕食のメインはお刺身にしたので、揚げ茄子の煮浸し。茄子って煮ると色が茶色っぽくなるけど、揚げてからだと皮はあんまり色が変わらない。これも一種の色止めかな。黒豆を煮る時の古釘なんかもそう。布地の染色などでも、付けた色を保つために、そんなもの使うの？と思うものを入れたりする。科学反応なんでしょう。不思議ね。さて綺麗な色で料理の出来は良し。自画自賛、美味し。色も美味しさ感じる要素よね！
そう言えば、茄子紺って色あったわね。お正月の楽しみ、箱根駅伝のタスキに。あれどこの大学だったっけ？