堤防だより

またぼちぼち更新していくぞ、と。

僕の名はチェット

2013-01-21 20:42:48 | 読んだ本
著)スペンサー・クイン
訳)古草秀子

名犬探偵小説ではランドルフシリーズがある
名犬が語り手であるのは共通

ランドルフは運動が嫌いなラブラドール(と言うことは肥満気味)
英語を理解している
主人のクレジットカードの暗証番号を覚えている
しかもネットショッピングも出来る!!!(1回だけ)
かなりインテリジェンスなわんこであーる

そしてこちらのチェット
考察とか問題解決は主人のバーニーに任せている
大型犬、しかも雑種(ちょっと見た目変わってる?)のチェットはもっぱら行動派
警察犬学校を首席で卒業する(はずだった)だけあって瞬発力と現場の判断力はかなりのもの

ここからは訳者あとがきにもあるがチェットが人間の悩み事にまったく構わず
ひたすら生きる喜びに、今を生きていることを楽しんでいること!これが最高の魅力

「犬をこれほどいきいきと描けた秘訣は?」とインタビューで尋ねられて
著者は「まずは床に『おすわり』して書きはじめた」と答えている
チェットとバーニーとの強い絆に重点をおいた、とも

ちなみにチェットのブログがあるらしい。もちろん英語で(うらめしい・・・)



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