昨日の雨と打ってかわり、
本日は気持ちのいい
お天気です。
さて、
ほんの二日の旅ではありましたが、
やることが溜まっているような。
お天気がいいと、
片付けなどやりたいことが
結構出てきます。
飛騨で買った檜のまな板。
余計なものを買ったかと
少し後悔していたのですが、
使ってみると、
これが気持ちがいい。
ハスのきんぴらを作ってみました。
包丁が落ちるときの
しっかりと受け止めてくれる頼もしさ、
トントンとの音も気持ちがいい。
今まで使っていたのは
百均三百円くらいの竹のまな板ですが、
やはりこちらのほうが、
料理が美味しくできる気がします。
気がするだけなんですけどね。
行く前に読んでいたのですが、
面白くて、やめられなくなった一冊。
漫画家の田房永子さんが
上野千鶴子に、
「フェミニズムについてゼロから
聞いた」一冊。
まんまですね。
「生きづらさは私だけの問題では
なかった!」とあります。
中国ではベストセラーになったとか。
2020年刊行なのに、
早くも古典の雰囲気が~?
何が面白かったかというとですね。
これは
たとえば、
母親や父親との、
あるいは夫との
姑との関係に苦しめられた人が
なぜ、そんなに目にあうのか、
なぜこんなに生きづらいのか、
その背景をうまく説明しています。
漫画家の田房さんは、
毒親に苦しめられ、
「母がしんどい」なる
コミックエッセイを書いています。
関係ないけど、これは富山での看板。
なぜ、恋は終わるのか?
うまくいっていたはずの結婚生活は
なぜ壊れるのか~?
背景がわかったからと言って、
問題が解決するわけではありませんが、
少なくとも、
自分と親、家族との生きづらさを
自分ひとりの問題だととらえ、
苦しまなくても済む。
私自身、
両親との葛藤が嫌で、
故郷から飛び出してきたわけですが、
両親の育った時代背景、
その影響を受けた考えと、
私の育った時代と時代背景の違い、
それらが影を落としていたんだと
今更ながらクリアになりました。
鶏むね肉のハム。
きれいなピンク色で
塩麹に漬けただけで湯せん。
いつもはあれこれいじるけど、
今回はシンプルに美味しかった。
ハスのきんぴらとお味噌汁。
たとえば、
なぜ昭和初期の女性たちは
男の子ばかりをかわいがるのか、
なぜ、
父親が浮気しても、
別れないのか、
それを「子どものため」などと偽善的な
言葉を吐くのか。
私が子供二人を保育園に預けたとき、
「保育園に預けてまで働くなんて」などと
言われるのか。
なぜ家庭内暴力は起きるのか?
そして専業主婦の潜在的優秀さ~~。
「花嫁候補から戦力になった女性社員」
「私たちは山ほど洗脳されている」
いろんなことがわかりやすく
すっきりする一冊でした。
「ユーミンの罪」
酒井順子も面白かった。
この人、
対象を褒めるとみせて、
正体?を暴き出す、
逆に暴くと見せて、褒める。
その塩梅が絶妙にうまい、
あまりユーミンの歌を聞かなかったけど、
むしろ、
酒井氏の文章のリズムに惹かれる~~。
ユーミンのせいで、
人生変わった人もいる~~。
私たちは、
誰しも時代の洗礼を受けながら
生きているわけで、
それを少し意識するだけで、
いろんなことがわかるかも。
親への恨みを持って逝く前に
すっきりしてよかった。
もちろん、
モノを買うか
買わないかにも
大いなる影響はありますね。
最後までおつきあい
ありがとうございます。
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