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本日暑さが~~。
蒸し暑さと猛暑とのダブル責め~~、
どうにか乗り切りたい。
先に、
「おひとりさまの老後」を再再読して、
なんだかもの足りなさを感じ、
それも道理、
10年以上も前に刊行された本なので、
今やもう、「おひとりさま」の暮らしは
常識になっている~~。
現実におひとりさまの
「65歳以上の女性の5.6人に1人は
単身者となっている」(国勢調査)
「おひとりさま」刊行当時
よりキビシイ時代に。
年金の世代間格差、なるものもある。
「上野さんたち団塊の世代はいいけど、
それより下はこんな老後送れないよ」
ということですね。
で、
「世代間格差」を書いた上野さんの
本があるというので、
読んでみましたが、
その前に~~。
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「男おひとりさま道」(上野千鶴子著)
2012年刊行だから10年前。
当時より
男おひとりさまは増えた。
最新の国勢調査によると、
- 高齢単身者数を男女別にみると,
- 男性が741,647人,女性が2,290,493人で,
- 女性が男性の3.1倍となっている。
- また,65歳以上人口に占める割合は,
- 男性が8.0%,
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そこで、
男のひとり暮らしにも
ノウハウが必要というわけ。
このノウハウを知って、
実践しているかいないかで
雲泥の差が出るのは、
男性も女性も同じ。
違うのは、
男性に家事能力のない人が多い、
ということかな。
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栄養があり美味しいご飯は案外簡単に
作れる。
エノキと肉の炒め。
ジャガイモ味噌汁&
話は変るようだけど、
いつも拝見しているブログの
ある男性は、ランチに電気圧力なべを
使ってちゃちゃっとランチをご自分で
作っていました。
シングルではないらしいのですが、
ランチを外食ではなく
ちゃちゃっと作る。
ご自分の事務所だから
できることなんでしょうが、
電気圧力なべ、便利なだなと。
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一万円くらいで買える。
野菜や肉を入れれば、すぐにできる。
これで蒸し野菜など作れば簡単ですよね。
こういう方、
生活全般に清潔感がある、
先々の夢もある~~、
シングルになっても大丈夫?
さて、
「男おひとりさま道」には
先の本より、
役に立つ情報が載っていて、
それは、
ひとりで自宅で死を迎える際
「どのくらい費用があればいいのか」
ということ。
「~そろそろと思った頃には、
泊まり込みの家政婦さんをお願いする。
岐阜県の相場では(当時)日額
1万5千円、月に45万。
これだけ払う覚悟があれば、
在宅で生活の質を維持できる」と
あります。
半年で270万、
一年で540万、だよね。
相場が上がっているとしても、
いざとなったときに
このくらい貯めておけばいい?
これ「自宅死の最高額」レベルですから。
望み通りの自宅死で、
このくらいということかな。
こういうことを知っていると
モツべき金額のある程度の
目安はつきます。
もちろん異論はあるのはわかる、
そんなにないとか、
どんな考えにも異論は当然。
男ひとり暮らしの十か条なるものも
ありますが、
家族や学歴の話はしない。
役職で呼び合わない、など
女おひとりさまには
常識的なものばかりなので
詳細は割愛。
そんなわけで、
7年前の夏の終わりの
きもの。
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グレー絽小紋に絽綴れ。
60代はまだまだ若い、
70代だって、まだあと何年あることか。
結局、
男性も女性も、
おひとりさまに限らず、
サバイバルするためには、
生活力、大切です。
最後までお付き合い
ありがとうございます。