県立美術館に打合わせに行った帰り、
玄関先で落鳥していたのはこのウグイス。
体はまだ温かく、ついさっきまで生きていた命。
こんなふうに窓ガラスやガラスに激突して
死んでしまう野鳥は数知れず、
薮から薮に移ろうとして彼らには見えない
人工物の「ガラス」が天敵なのです。
通路の右側のガラスが
野鳥には認識できなかったのです。
猛禽のシールなどを貼って回避してもらうことは
ありますが、被害を食い止めることは不可能です。
まだ体温が残っていました、可哀想に。
これは人の生活が野鳥の命を奪っている一例、
できれば彼らが生息できる広い環境を
人の力で残してあげたいものですね。
カーテンを引けるところではそうしてもらって、
ガラスを認識できるように透明感を感じさせない工夫があるといいですね。しかし、窓に映り込む空や風景など完全に消すことはなかなか難しいですよね。最近では建築時に窓ガラスに傾きを加えて写り込まない工夫もされているようですが、ほんのささやかな抵抗に過ぎませんね。
ウグイスの激突死、本当に可哀想ですね。
人間の作った人工物だから、人間でなんとか対策がないのかな。
実は、わが家でも年に2~3回あって、野鳥に申し訳なく丁寧に葬っています。