金沢大学で市民向けに行われている薬草勉強会に
今月も参加してきました。今月のテーマは「金沢と薬草」。
前座に、3月には卒業する学生の
修士論文の紹介もあり、聞いていて楽しい。
金沢と薬草の歴史は、1615年に
古地黄煎町ができたことから伺い知れます。
漢方薬の一つである「地黄」を煎じて飴にしたものが
大好評でよく売れたらしい。それが飴屋さんの反感を買ってしまい、
製造中止に追いやられたようです。今は地名が変わってしまっています。
地名を変える事は歴史が見えなくなる事、
便利の陰にはやはり失われてしまう大切なものが見え隠れしています。
今日はその地黄をすり下ろして煮詰めて飴にした試食もありましたが、
その味わいは、飴のように甘くてサツマイモのような香りがありました。
飴を凌ぐ人気だったのがよく理解できました。
その他、薬草園の見頃の植物の紹介もあって
今回も学び多い時間でした。
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