以前、新聞の書評に取り上げられていたので、
図書館で借りてみた。
ナイトメア(小倉千加子 著 岩波書店)
ナイトメアとは、芥川龍之介の「闇中問答」に出てくる「声」のようなもの。
「私」は、ある日舞い込んだ奇妙な手紙の主を「ナイトメア」と呼ぶことにする。
人間関係の苦手な女性、ナイトメア。
ナイトメアの内面を心理学的分析をしながら、話は進む…
心理学的描写は、なかなか難解で、
読み進むうちに、ナイトメアとは、いったい何なのか…
もしかして、「彼女」の姿を借りた筆者自身の心の声か?と、混乱してくる。
内面世界。
それは、誰しも持つものではあるが、
それのみの世界で生きていくことは、今の社会では「生き苦しく」「息苦しい」。
ページをめくるごとに、
ナイトメアの姿を、自分自身に、
そして、問題を抱え「生き苦しんでいる」娘の姿に、
重ねている私がいた。
図書館で借りてみた。
ナイトメア(小倉千加子 著 岩波書店)
ナイトメアとは、芥川龍之介の「闇中問答」に出てくる「声」のようなもの。
「私」は、ある日舞い込んだ奇妙な手紙の主を「ナイトメア」と呼ぶことにする。
人間関係の苦手な女性、ナイトメア。
ナイトメアの内面を心理学的分析をしながら、話は進む…
心理学的描写は、なかなか難解で、
読み進むうちに、ナイトメアとは、いったい何なのか…
もしかして、「彼女」の姿を借りた筆者自身の心の声か?と、混乱してくる。
内面世界。
それは、誰しも持つものではあるが、
それのみの世界で生きていくことは、今の社会では「生き苦しく」「息苦しい」。
ページをめくるごとに、
ナイトメアの姿を、自分自身に、
そして、問題を抱え「生き苦しんでいる」娘の姿に、
重ねている私がいた。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます