あけました！

あけまして　おめでとうございます


いよいよ2006年になりました。
私のつたないブログを読んでくださっている皆様、
昨年は、本当にありがとうございました。

今年も、どうぞよろしくおつきあい下さいませ


昨年は、「平凡」がいかに難しいか、いかに大切かを思い知る歳でありました。
今年は、平穏無事な歳になればいいなあと思っております。

早速、今朝午前0時に、お寺と神社に初詣でに行って参りました。
お寺は、実家の近所になる天台宗のお寺さん。
（一年に一回だけ、元日にしか訪れない不届き者なんですけど…）
住職さんが、年越しの読経の後、経典で頭と肩をポンポンしながら、
参拝客1人1人に「家内安全、身体健全、心願成就」とお唱えしてくださいます。

その後、小梅入りのお茶をいただきながら、
いろんなお話をお聞きします。



私の大好きな、その古寺は…

大きな神社もすぐ側にあり、
周囲は新年の喧噪に包まれつつある、年明けの深夜、
20人も入れば、いっぱいになりそうな、ほの暗いお寺の本堂。
時代を感じさせる御本尊と天井画、そして、ろうそくの灯りと
たちこめる香のかをり。
まるで、そこだけが、タイムスリップしたような
静かな静かな、正月を迎える。
御住職と話をしながら、
護摩木に、家族みんなの今年の願いを書き、名と年齢を入れる。
今年は、娘の護摩木を、特に念入りに書いてみた。
この護摩木は、十八日にお炊き上げがあるそうだ。
お接待もあるということなので、今年は参加してみようか…などと考えながら、
ピーンと張り詰めた冬の夜気の中でいただく、
今年一番最初のお茶。
この時が、毎年私が、「新年」を感じる瞬間。

その後、その足で神社へ参拝。
おみくじをひき、お神酒をいただく。

かかり火に手をかざしながら、家族皆でおみくじを読む。

「今年は、良い歳になるといいね」
「大丈夫。今年は良い歳になるよ」

夫と笑いあった、なごやかな元日の朝であった。