STM32L476を使ってのOV2640からのJPEG画像取得はフレームレートが上がらないようなので、今度は取得する画像サイズを変えて試してみました。画像サイズが大きくなると、サイズが小さい時と同じレートで画像を出力するにはPCLKの周波数を高くする必要が生じます。今回の実験ではPCLK周波数が高くなると画像をうまく読み取れないので、PCLKを低く抑えなければなりません。そのt目には画像サイズを大きくするに従い、PCLKを設定するための分周比を大きめに設定してやる必要があります。以下に、実験の結果取得できた画像とCLKRCレジスタに設定した分周比(DIV_CLK)の値を示します。
QVGA (DIV_CLK = 3)
VGA (DIV_CLK = 6)
SVGA (DIV_CLK = 7)
SVGAの画像ではおよそ1.7フレーム/秒程度になってしまいました。JPEGデータのサイズはSVGAでも32KBに満たない程度しかありませんので、STM32L476のRAM上に設けったバッファーにDMAで一度に読み取って保持しておくことができます。
QVGA (DIV_CLK = 3)
VGA (DIV_CLK = 6)
SVGA (DIV_CLK = 7)
SVGAの画像ではおよそ1.7フレーム/秒程度になってしまいました。JPEGデータのサイズはSVGAでも32KBに満たない程度しかありませんので、STM32L476のRAM上に設けったバッファーにDMAで一度に読み取って保持しておくことができます。