
NHK教育で放送されている『サイエンスZERO』という番組を見た。
今回の番組で取り上げていたのがアマモと呼ばれる海草だ。
アマモが茂るアマモ場は水質を浄化するばかりでなく、
生物の産卵場所、稚魚の生育場所として重要な役割を果たしている。
そのアマモ場が東京湾をはじめ、日本沿岸の浅瀬から激減しているという。
番組の中盤で映し出された東京湾の光景に私は驚いた。
上空からは群青色に見える海だが、潜ってみると茶色く濁っていたのだ。
この映像はショックだった。視界は1.7mもなかった。
東京湾の濁った海水では海底まで光が届かない。光合成など到底不可能だ。
それに厚くヘドロに覆われた海底ではアマモが根付くことが出来ない。
現在の東京湾でアモアが成長できる場所はほとんどないのだ。
アマモ場が激減した理由は我々の生活にあった。
ただでさえ我々は工場や生活廃水を垂れ流し、そこに含まれる窒素や
リンによる富栄養化の結果、赤潮や青潮を引き起こしているというのに。
我々はどこまで海を汚せば気が済むのだろうか。
海に住む多くの生物に対して申し訳ない思いでいっぱいになった。
それと同時に自分を含め人間が情けなくなった。
我々の生活はたしかに豊かになったかもしれない。
けれど、そこには多くの自然の犠牲があることを忘れてはならない。
いつか人間はしっぺ返しをくらうに違いない。
環境の悪化した東京湾。それでもそこに住んでいる生物たちはいる。
今、我々に課せられた使命はアマモ場を回復すること。
それは海の生物のためだけでなく、最終的には我々のためにもなる。
番組の最後で紹介されたのがアマモ場の再生プロジェクトだ。
アマモを種から育て、苗を海底に植えるという試み。
まだ始まったばかりではあるが、着実に成果を上げている。
私は一日でも早くアマモ場の広がる海をこの目で見たい。
アマモの茂る海の草原はきっと生物の楽園となっていることだろう。
サイエンスZERO番組HP http://www.nhk.or.jp/zero/index.html
三番瀬アマモすくすくプロジェクト http://www.sanbanze.com/npo/amamo/amamo.htm
今回の番組で取り上げていたのがアマモと呼ばれる海草だ。
アマモが茂るアマモ場は水質を浄化するばかりでなく、
生物の産卵場所、稚魚の生育場所として重要な役割を果たしている。
そのアマモ場が東京湾をはじめ、日本沿岸の浅瀬から激減しているという。
番組の中盤で映し出された東京湾の光景に私は驚いた。
上空からは群青色に見える海だが、潜ってみると茶色く濁っていたのだ。
この映像はショックだった。視界は1.7mもなかった。
東京湾の濁った海水では海底まで光が届かない。光合成など到底不可能だ。
それに厚くヘドロに覆われた海底ではアマモが根付くことが出来ない。
現在の東京湾でアモアが成長できる場所はほとんどないのだ。
アマモ場が激減した理由は我々の生活にあった。
ただでさえ我々は工場や生活廃水を垂れ流し、そこに含まれる窒素や
リンによる富栄養化の結果、赤潮や青潮を引き起こしているというのに。
我々はどこまで海を汚せば気が済むのだろうか。
海に住む多くの生物に対して申し訳ない思いでいっぱいになった。
それと同時に自分を含め人間が情けなくなった。
我々の生活はたしかに豊かになったかもしれない。
けれど、そこには多くの自然の犠牲があることを忘れてはならない。
いつか人間はしっぺ返しをくらうに違いない。
環境の悪化した東京湾。それでもそこに住んでいる生物たちはいる。
今、我々に課せられた使命はアマモ場を回復すること。
それは海の生物のためだけでなく、最終的には我々のためにもなる。
番組の最後で紹介されたのがアマモ場の再生プロジェクトだ。
アマモを種から育て、苗を海底に植えるという試み。
まだ始まったばかりではあるが、着実に成果を上げている。
私は一日でも早くアマモ場の広がる海をこの目で見たい。
アマモの茂る海の草原はきっと生物の楽園となっていることだろう。
サイエンスZERO番組HP http://www.nhk.or.jp/zero/index.html
三番瀬アマモすくすくプロジェクト http://www.sanbanze.com/npo/amamo/amamo.htm
昔はもっともっと海岸近くに住んでいたので、よく泳ぎに行ったそうなのですが。
今でも、幕張から見える東京湾には哀愁を感じます。
妻と一緒に行った時は「こういうのもいいな」なんて思いましたが、一人で行ったら海の叫び声が聞こえてきそうで。
アマモ場が激減ですかぁ、、、
魚たちはこれからどこへ行けばいいのでしょうね
海が汚れてきているという事実を知っていても、
もうどうすることも出来ない、、、ってところまできてるのかなぁ
東京湾の現状はよく耳にしますが
ほんとっ悲しいですね、、、
わたしは、うみに行くときは必ずゴミ袋を持参してます
わたしに出来ることは、ほんの小さなことなんですが
まずは出来ることから始められればと思ってます
東京湾に隣接する県に住む我々にとって、
やはりアマモ場の激減という事態は
深刻に受け止めないといけないと思います。
自分たちが海を汚しているのに、
そのことに気付いてない人が大半なのではないでしょうか。
>SKYさん
沖縄でもサンゴ礁が減ってきていると聞きます。
魚たちのすみかがどんどん奪われている現実はとても悲しいですね。
SKYさんの実践している海岸でのゴミ拾い、
とても意義のあることだと思います。
一人一人がこの問題に気付き、
小さなことからでも行動を起こしていくことが重要だと思います。
そのために自分が出来ることがあれば、是非協力していきたいです。
そんな当たり前のことが、いつも後回しにされてしまう気がします。
商品を作る段階でゴミになるようなものはなるべく作らないっていうような、企業の努力とか、政府の動きとか…。
大げさかもしれないけど、そういうところまで逆のぼっていかないと、根本からの解決は難しいようにも思います。
けど、もちろん個人でできることはできる限りする。
自分にできることはなんだろうか?と、よく考えます。
今していることといえば、いつも布の袋をバッグに入れておいて、ビニール袋をもらわないようにしているくらいなんですが。
自然を壊す度に、人間は自分たちの首を絞めていってるということ。
もっとシビアにならなくては。
この世の中には無駄な包装が多すぎると思います。
それを改善するだけでゴミ問題は
だいぶ解決の方向に向かうのではないでしょうか。
ゴミを増やしてしまうような企業、個人に対しては税金を課したり、
逆に自然保護活動をする団体には補助金を用意したり、
もっと政府は積極的に循環型社会を推進していて欲しいと思います。
手遅れになってしまってからではもう遅いのですから。
わずかでもアマモ場が残っている現段階ならまだ間に合います。
真剣にこの問題に向きあって、早急な対策をお願いしたいと思います。