NOT FOR SALE

Simple -憂鬱なプログラマによるオブジェクト指向な日々-にて
『占いの機能』という題で占いについてのテキストがあります。
そこでは“今日のポイント”として、以下３行引用
占いには、思考機会を提供する機能と、思考を停止させる機能がある。
タロットカードによる未来の占いは、どんなカードが出ても、
それは自分の未来を暗示するカードである。
と、まとめています。
占いの機能の二面性、なるほどと思いました。
そこで私も占いについて前々から思っていたことを書きたいと思います。

私は占いを信じません。興味もないです。
例えばよく朝ＴＶ番組で占いやってますよね。あれ最悪です。
ある番組ではうお座１位、一方ではうお座１２位。順位バラバラ。
こんなんで誰が信用できますか。
第一星座だけで占うなんて無意味です。
全部で１２星座あるとして、日本国民１億２０００万人、
単純計算１０００万人が同じ運命を辿るのですか。
あり得ない。
占いの内容も当たり前のことしか言っていない。
「今日は予定通りに事が運ぶ１日になりそう。
まずは机の上を整理してみて。」って当然じゃん。
この時点で占いとは呼べないのでは。
占いでよくあるラッキーアイテムなんて意味不明です。
あれは暗示をかけるためのものでしょ。
たぶん占いを信じる人には何持たせても同じですよ。
黄色いシャーペンも青い手鏡も役割は同じ。
そのアイテムにこだわる根拠なんてない。
占い師も適当にやってますよ、きっと。
毎日１２種類、それを何年も挙げていかなければならない。
似たようなアイテムが繰り返されてはいませんか。

占いの内容は曖昧、抽象的なものがほとんどです。
思い当たる節があれば、それを信じてしまう。
その事を繰り返していく内に、どんどん占いにハマっていってしまう・・・。
人はどんな時に占いに頼るのか。
それは決断に迷っている時です。もしくは何をしていいか分からない時。
不安に駆られ結婚について占うのも、結婚したいからです。
誰かに背中を押してもらいたい。
それが占いに求められている役割であることは明確でしょう。
占いとは何かと聞かれたら、それはカウンセリングです。
当然のことながら、占い師によって運勢は変わってきます。
占いを信じる信じないはあなたの自由。
占いのいい箇所だけ信じて利用すればいいと思います。

古くから占いと宗教は密接な関係にあります。
私は占いも宗教も信じていません。
なにかの概念にとらわれることによって
自分の世界が狭められることを何よりも嫌うからです。
現在の所、信じるのは己のみです。

今回はかなり雑な表現で書いてきました。
占いを信じている人にとっては不快極まりなかったでしょう。
もしあなたが私の事を、占いを信じないなんて哀れな人
とでもお思いになられましたら、あなたは相当病んでます。
今すぐ病院に行って、医師の診断を仰いでください。
以上、あくまで一個人の意見として述べました。
批判、反論などあれば受け付けます。

今日のまとめ：占いはカウンセリング。その点を理解した上で上手に利用すべし。