真夏の化身

曇り空の下、ひまわりが咲いていた。

ひまわり　―まはり 2 【〈向日葵〉】

キク科の大形一年草。北アメリカ原産。茎は直立し、高さ2メートル内外。葉は心臓形。
夏、茎頂に径20センチメートルほどの黄色の頭花をつける。種子は食用とし、また油を採る。
花は太陽の動きにつれて回るといわれるが、それほど動かない。日輪(にちりん)草。
日車(ひぐるま)草。日回り草。［季］夏。《―がすきで狂ひて死にし画家/虚子》

三省堂提供「大辞林 第二版」より

引き合いに出されている高浜虚子の俳句、初めて聞きました。
ところで“狂ひて死にし画家”って誰よ。・・・検索。
ここを読む限り、フィンセント・ファン・ゴッホのことだと思われるが、よく分からない。
(というより、同ページの少し下、ナスタチウムって“鼻の拷問”だったのか(-_-;)
とにかく凄い俳句だと思った。どうせ死ぬなら、狂って死にたい。
客観写生の実際例はこちら。高浜虚子の声が聞きたい方はこちら。

【参考】高浜虚子　フィンセント・ファン・ゴッホ　(いずれもＷｉｋｉｐｅｄｉａより)

【追伸】最近、大活躍のＷｉｋｉｐｅｄｉａ。どんな情報でも載ってる気がする。

【追記】昆虫って凄い
ＮＨＫ「クローズアップ現代」昆虫パワーで病気を治せを見ました。
地球上で最も繁栄している生物は昆虫である。特にカブトムシ(幼虫)は凄かった。
やや残酷な部分もあるが、彼らを研究することで新薬の開発が期待できる。
また、この番組で昆虫工場という言葉を初めて知った。進歩は目覚しい。
昆虫技術はいまや“工場”というレベルにまで達していたのである。
もちろん遺伝子組み換え技術には細心の注意を払う必要があるのだが。