カマキリの出現場所考察(都会版)

どうやらカマキリには好みの植物があるらしい。

初秋にはセイタカアワダチソウを訪ねるとカマキリに会えるだろう。
もしかしたら、産卵を控えたカマキリの捕食シーンが見られるかもしれない。

10月になり、秋が深まってきたら低木を探してみよう。
産卵場所として選ばれるのは、枯れてしまう一年草より、
丈夫な多年草や低木のようだ。(丈夫な一年草にも産むけど)。

個人的にオススメなのが、ハナゾノツクバネウツギ(別名アベリア)や、
クチナシといった低木の類だ。これらの木で今年は多数のカマキリを見かけた。
どちらも庭木として人気があるから、都会でも比較的よく目にすることが出来る。
また、夏から秋に花を咲かせるので、狩場としてもカマキリにとっては好都合だ。
結局のところ、成虫に会いたいなら花を咲かせる低木が狙い目ということになる。

カマキリがアスファルトの道路上で佇んでらっしゃる、ということも結構ある。
そういった状況下では発見者が可及的速やかに安全地帯まで空輸して欲しい。
恐れることはない。下から手を差し伸べれば、ほぼ全自動で掌に乗ってくれる。
轢死事故を未然に防ぐためにも、近くの低木などに移動させてあげて欲しい。
以上が会長からのお願いである。目標は“死亡事故ゼロ”とのこと。4649 !!

今日のまとめ
カマキリに会いたければ、その行動パターンを把握すべし。
肉食⇒エサが必要(捕食)⇒昆虫が集まる場所⇒花々、
産卵⇒ランドマーク的かつ丈夫な枝、という具合に。
比較的自然が豊かな場所の低木に急行せよ！


カマキリ専門テーマサロン、全国のカマキリスト、集まれ！
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