
(今回の記事は、お手元に東京23区の地図があった方がより楽しめます。
なお「マンホール番号」搭載マンホールのことを、略して「番ホール」と呼ぶ
ことにしました。以上、ご理解のほどよろしくお願い致しますm(__)m)
jinxさんのこの記事を読んで、
北西方向に目指す「桜01-0A-0A」マンホールがあると確信し、
私は板橋区北西へ向け出発しました。この日の東京は天候は曇り、気温は32℃。
善は急げ、鉄は熱いうちに打て。板橋区、リベンジです。
結果から言います。「桜01-0A-0A」マンホールは見つかりませんでした。

板橋区の北西の端、白子川にかかる落合橋までやってきました。
周辺を念入りに探しましたが、「桜01-0A-0A」は見つかりませんでした。
しかしながら落合橋の近くには、東京都水道局三園浄水場がありました。
もしかしたら、この中に目指す「桜01-0A-0A」があるかもしれない。
行ってみよう。しかし・・・、


南門には警備員が2名。 北門には厳重なセキュリティーシステム。
潜入は不可能です。入った瞬間、不審者として通報されます(T_T)
メタルギアソリッドごっこやってる場合じゃない。
とにかく諦めました。よく考えれば浄水場内に番ホールはないと思われます。
“下水道への理解と愛着を深めてもらえるよう、都民との相互対話のツール”
という番ホール本来の目的と大きく矛盾しますから。それじゃ、さよなら。
私は三園浄水場を後にしました。
目的の「桜01-0A-0A」に出会えなかったものの、
今回の調査では多くの番ホールを発見することで出来ました。
見つけた番ホールの数は合計94個(ただし、文字キャップが盗難されたと思われるものを含む)。
以下、見つけた地域ごとに番ホールをまとめてみました。
マンホール番号の表記は、「(エリア内での番号) (緯度) (経度) (管きょ布設年度)」で統一しています。
この(緯度)と(経度)が同じ番ホールを、縦に並べましたので、参考にして下さい。
①北区岩淵町14 北本通り沿い 1個
「62 3C 1G 01」
〔解説〕位置的に近い前回のサンプルと比べると、興味深い。
②板橋区舟渡二丁目7 中山道沿い 1個
「42 6B 7E 76」
〔解説〕中山道に隔てられてはいるが、③の10番12番(6Bの方)とエリアは同じようだ。
③板橋区舟渡三丁目22周辺地域 7個
「10 6B 7E 70」 「12 5B 7E 70」
「12 6B 7E 70」 「13 5B 7E 70」
「14 5B 7E 70」
「23 5B 7E 83」
「26 5B 7E 83」
〔解説〕6Bが南側で5Bが北側。お互いに近い場所であっても、エリア的には南北に分けられている。
④板橋区舟渡三、四丁目、新河岸一丁目を東西に走る車道 39個
「05 6B 7E 70」 「34 6B 6E 83」 「01 6B 5E 66」 「02 6B 4E 66」 「04 6B 3E 83」
「17 6B 7E 70」 「36 6B 6E 83」 「02 6B 5E 66」 「05 6B 3E 83」
「19 6B 7E 70」 「37 6B 6E 83」 「03 6B 5E 66」 「06 6B 3E 83」
「21 6B 7E 70」 「38 6B 6E 83」 「10 6B 5E 87」 「07 6B 3E 83」
「39 6B 6E 83」 「14 6B 5E 87」 「08 6B 3E 83」
「40 6B 6E 83」 「15 6B 5E 87」 「09 6B 3E 83」
「41 6B 6E 83」 「17 6B 5E 70」 「10 6B 3E 83」
「44 6B 6E 83」 「18 6B 5E 83」 (11番?→)「? 6B 3E 83」
「45 6B 6E 83」 「19 6B 5E 83」
(設置ミス?→)「65 6E 6B 10」 「21 6B 5E 83」
「22 6B 5E 83」
「23 6B 5E 83」
「24 6B 5E 65」
「25 6B 5E 65」
(文字キャップ盗難。26番?→)「 」
「27 6B 5E 66」
〔解説〕最も多くのサンプルが集まった地域。大型のトラックが通る車道だが、
番ホールがあったのは歩道だった。東西に走っている通りなので、
東から西に移動するにつれて7E,6E,5E,4E,3Eと番号が若くなっている。
一方、緯度については6Bと固定され、エリアとしての南北の変化は見られない。
面白いのは「6E 6B」と緯度と経度の文字キャップを逆に取り付けてしまったと考えられる番ホールが
見つかったことだ(詳しくは下部にある写真を参照)。下水道局の人の設置ミス、普通に笑えるw
⑤板橋区高島平四丁目17,18 高島第三小学校西側周辺地域 13個
「28 0C 4D 68」 「05 9B 4D 68」
「29 0C 4D 68」 「06 9B 4D 68」
「32 0C 4D 68」 「07 9B 4D 68」
「33 0C 4D 68」 「08 9B 4D 68」
「34 0C 4D 68」 「12 9B 4D 68」
「39 0C 4D 68」 「14 9B 4D 68」
「41 0C 4D 68」
〔解説〕緯度に関して、0Cと9Bに分けられる。
ちょうどここにCとBの境界線があるようだ。大変興味深い。
⑥板橋区赤塚五丁目 東京大仏北東周辺地域 13個
「06 3C 3D 78」 「04 4C 3D 78」
「26 3C 3D 78」 「05 4C 3D 78」
「27 3C 3D 78」 「06 4C 3D 78」
「42 3C 3D 78」 「12 4C 3D 78」
「45 3C 3D 78」 「13 4C 3D 78」
「46 3C 3D 78」
「47 3C 3D 78」
「48 3C 3D 78」
〔解説〕この地域もエリア的には南北に分けられている。管きょ布設年度はいずれも78年。
⑦板橋区赤塚五丁目 東京大仏南西路地 7個
「13 6C 1D 85」 「44 4C 2D 89」
「14 6C 1D 85」
「15 6C 1D 85」
「17 6C 1D 85」
「18 6C 1D 85」
「19 6C 1D 85」
〔解説〕細い坂道にて、番ホール6個を発見した。
「44 4C 2D 89」は、少し離れた場所にポツリと1つあった。
番号から推測すると、坂道で発見した6個よりやや北東の位置に存在することが分かる。
⑧板橋区徳丸六丁目8 紅梅児童館横 1個
「35 7C 9D 74」
〔解説〕児童館横に1つだけ存在した番ホール。緯度は⑦とほとんど変わらないものの、
経度はやや異なる。9Dという経度は⑤の4Dと④の3Eとの中間といったところか。
⑨の1Eとは0Eを挟んで隣通しと考えられる。
⑨板橋区西台中央通り(東武東上線~国道5号線間) 10個
「08 3D 1E 81」 「26 1D 1E 79」 「20 7C 0D 83」 「10 6C 2E 83」
「09 3D 1E 86」 「? 7C 0D 83」
「09 3D 1E 86」(←重複ミス) (↑番号不明)
「11 3D 1E 86」
「14 3D 1E 86」
「 」(←盗難により不明)
〔解説〕西台中央通りは南北に伸びているが、北に進むにつれ東にカーブしている。
番号にもその様子は現れていて、緯度に大きな変化が認められる。
ただ経度の0Dに関してはエリア的にイレギュラーな感じがする。何かのミスであろうか。
ミスと言えば、「マンホール番号」の重複ミスがあったことを見逃してはならない。
下水道局の人の凡ミスだと考えられるが、これだけは避けて欲しかった(写真を参照)。
⑩板橋区志村三丁目30(トイザらス板橋志村店東) 環八通り沿い 2個
「40 6C 8E 85」 「34 5C 8E 85」
〔解説〕この2個の番ホール間の距離は東西に約20m。
それでもエリア的には南北に分けられてしまうようだ。
以下、撮影した番ホールの写真を載せていきます。
もちろん94個全ての番ホールを撮影しましたが、全てを掲載すると重くなってしまうので、
ゾロ目やミスのあったものを中心にUPしたいと思います。
①北区岩淵町14 北本通り沿い 「62 3C 1G 01」


②板橋区舟渡二丁目7 中山道沿い 「42 6B 7E 76」


③板橋区舟渡三丁目22周辺地域


(地理的に)同じ地域に12番が2つ。番ホールの管理エリアが違うからである。
④板橋区舟渡三、四丁目、新河岸一丁目を東西に走る車道


44番、ゾロ目。 22番、ゾロ目。


コンクリート製の番ホールもある。写真は18番(左)と21番(右)


「6E 6B」、緯度と経度の文字キャップが逆。設置ミスか。 01番マンホール。01番だけに人気が高い。


おそらく28番。文字キャップ、盗難されたのか。 11番?番号がないので推測するしかない。
⑤板橋区高島平四丁目17,18 高島第三小学校西側周辺地域


33番、ゾロ目。 05番。左の33番とはエリアが異なる。
⑥板橋区赤塚五丁目 東京大仏北東周辺地域


(地理的に)同じ地域に06番が2つ。③の12番の時と同様、番ホールの管理エリアが違うからである。
⑦板橋区赤塚五丁目 東京大仏南西路地 ⑧板橋区徳丸六丁目8 紅梅児童館横


44番、ゾロ目。 ここではこの番ホールしか見つけられなかった。
⑨板橋区西台中央通り(東武東上線~国道5号線間)


どちらも全く同じ「09 3D 1E 86」。管布設の“管”の字を見て欲しい。鋳造の際に出来た差があることが分かるだろう。
「マンホール番号」周りのゴミや汚れの位置を見ても、同一のマンホールでないことは明らか。完全な重複ミスだ。


11番、ゾロ目。何故にコンクリート詰め? 20番。比較的に綺麗な「マンホール番号」。


これまた文字キャップ盗難?マニアがいるのか。 また番号がないやつだ。困るんだよねえ。
⑩板橋区志村三丁目30(トイザらス板橋志村店東) 環八通り沿い


たった20mしか離れてないのに、エリアは別。あぁ、悲しい運命。
【まとめ】
今回、「桜01-0A-0A」の番ホールを求めて板橋区を彷徨ったわけだが、結局発見には至らなかった。
「桜01-0A-0A」が板橋区にないとなれば、同じく23区北西に位置する練馬区が俄然怪しくなる。が、
果たして「桜01-0A-0A」の番ホールが本当に存在するか、正直疑問を感じる。
今回発見した板橋区最北にあると考えられる番ホール(③板橋区舟渡三丁目22周辺地域)でも、
緯度は5Bを示していて、それが限界だったからだ。
おそらく「桜01-0A-0A」の番ホールは存在しないと考えられる。
なぜかというと、地図上に23区を囲うように経線緯線を引いてみる分かるのだが、

23区は複雑な形をしているため、「0A-0A」地点は23区内に存在しないからだ。
実際の「0A-0A」地点は埼玉県新座市の北東部辺りになってしまう(上図、左上を参照)。
しかし希望は残されている。「01-0A-??」と「01-??-0A」といった番ホールは存在する可能性が高い。
おそらく「01-0A-??」は足立区舎人地区に、「01-??-0A」は練馬区大泉地区にあると思われる。
ちなみに「9R-9R」地点についても同様のことが言える。
仮に「桜99-9R-9R」の番ホールが存在したとしても、東京湾の海底だろう。
また今回の調査で見つかった番ホールの(エリア内での)番号のうち、
最も大きい数字は④の地域にあった65番であった。合計94個もの番ホールを
無作為の場所で見つけたというのに、66番以降の番ホールに出会わなかったのは明らかにおかしい。
このことから23区内に多数存在する番ホールについて、
必ずしもエリア内での番号が99番まで振り分けられているとは限らないことが分かる。
つまり99番マンホールはレア中のレアと考えられるのだ。見つけたら、素直に喜んでいい。
ちなみに私は前回、幸運にも99番マンホールに巡り合うことが出来た(暗闇の中)。素直に喜びたい。
多くの方々の協力もあり、東京桜マンホに隠された秘密がかなり明らかになって来ました。
でもこれで終わりというわけではありません。新たなる伝説の始まりです。
「01-0A-??」や「01-??-0A」を含むレアマンホを探す旅はまだまだ続きます!乞う御期待!!
なお「マンホール番号」搭載マンホールのことを、略して「番ホール」と呼ぶ
ことにしました。以上、ご理解のほどよろしくお願い致しますm(__)m)
jinxさんのこの記事を読んで、
北西方向に目指す「桜01-0A-0A」マンホールがあると確信し、
私は板橋区北西へ向け出発しました。この日の東京は天候は曇り、気温は32℃。
善は急げ、鉄は熱いうちに打て。板橋区、リベンジです。
結果から言います。「桜01-0A-0A」マンホールは見つかりませんでした。

板橋区の北西の端、白子川にかかる落合橋までやってきました。
周辺を念入りに探しましたが、「桜01-0A-0A」は見つかりませんでした。
しかしながら落合橋の近くには、東京都水道局三園浄水場がありました。
もしかしたら、この中に目指す「桜01-0A-0A」があるかもしれない。
行ってみよう。しかし・・・、


南門には警備員が2名。 北門には厳重なセキュリティーシステム。
潜入は不可能です。入った瞬間、不審者として通報されます(T_T)
とにかく諦めました。よく考えれば浄水場内に番ホールはないと思われます。
“下水道への理解と愛着を深めてもらえるよう、都民との相互対話のツール”
という番ホール本来の目的と大きく矛盾しますから。それじゃ、さよなら。
私は三園浄水場を後にしました。
目的の「桜01-0A-0A」に出会えなかったものの、
今回の調査では多くの番ホールを発見することで出来ました。
見つけた番ホールの数は合計94個(ただし、文字キャップが盗難されたと思われるものを含む)。
以下、見つけた地域ごとに番ホールをまとめてみました。
マンホール番号の表記は、「(エリア内での番号) (緯度) (経度) (管きょ布設年度)」で統一しています。
この(緯度)と(経度)が同じ番ホールを、縦に並べましたので、参考にして下さい。
①北区岩淵町14 北本通り沿い 1個
「62 3C 1G 01」
〔解説〕位置的に近い前回のサンプルと比べると、興味深い。
②板橋区舟渡二丁目7 中山道沿い 1個
「42 6B 7E 76」
〔解説〕中山道に隔てられてはいるが、③の10番12番(6Bの方)とエリアは同じようだ。
③板橋区舟渡三丁目22周辺地域 7個
「10 6B 7E 70」 「12 5B 7E 70」
「12 6B 7E 70」 「13 5B 7E 70」
「14 5B 7E 70」
「23 5B 7E 83」
「26 5B 7E 83」
〔解説〕6Bが南側で5Bが北側。お互いに近い場所であっても、エリア的には南北に分けられている。
④板橋区舟渡三、四丁目、新河岸一丁目を東西に走る車道 39個
「05 6B 7E 70」 「34 6B 6E 83」 「01 6B 5E 66」 「02 6B 4E 66」 「04 6B 3E 83」
「17 6B 7E 70」 「36 6B 6E 83」 「02 6B 5E 66」 「05 6B 3E 83」
「19 6B 7E 70」 「37 6B 6E 83」 「03 6B 5E 66」 「06 6B 3E 83」
「21 6B 7E 70」 「38 6B 6E 83」 「10 6B 5E 87」 「07 6B 3E 83」
「39 6B 6E 83」 「14 6B 5E 87」 「08 6B 3E 83」
「40 6B 6E 83」 「15 6B 5E 87」 「09 6B 3E 83」
「41 6B 6E 83」 「17 6B 5E 70」 「10 6B 3E 83」
「44 6B 6E 83」 「18 6B 5E 83」 (11番?→)「? 6B 3E 83」
「45 6B 6E 83」 「19 6B 5E 83」
(設置ミス?→)「65 6E 6B 10」 「21 6B 5E 83」
「22 6B 5E 83」
「23 6B 5E 83」
「24 6B 5E 65」
「25 6B 5E 65」
(文字キャップ盗難。26番?→)「 」
「27 6B 5E 66」
〔解説〕最も多くのサンプルが集まった地域。大型のトラックが通る車道だが、
番ホールがあったのは歩道だった。東西に走っている通りなので、
東から西に移動するにつれて7E,6E,5E,4E,3Eと番号が若くなっている。
一方、緯度については6Bと固定され、エリアとしての南北の変化は見られない。
面白いのは「6E 6B」と緯度と経度の文字キャップを逆に取り付けてしまったと考えられる番ホールが
見つかったことだ(詳しくは下部にある写真を参照)。下水道局の人の設置ミス、普通に笑えるw
⑤板橋区高島平四丁目17,18 高島第三小学校西側周辺地域 13個
「28 0C 4D 68」 「05 9B 4D 68」
「29 0C 4D 68」 「06 9B 4D 68」
「32 0C 4D 68」 「07 9B 4D 68」
「33 0C 4D 68」 「08 9B 4D 68」
「34 0C 4D 68」 「12 9B 4D 68」
「39 0C 4D 68」 「14 9B 4D 68」
「41 0C 4D 68」
〔解説〕緯度に関して、0Cと9Bに分けられる。
ちょうどここにCとBの境界線があるようだ。大変興味深い。
⑥板橋区赤塚五丁目 東京大仏北東周辺地域 13個
「06 3C 3D 78」 「04 4C 3D 78」
「26 3C 3D 78」 「05 4C 3D 78」
「27 3C 3D 78」 「06 4C 3D 78」
「42 3C 3D 78」 「12 4C 3D 78」
「45 3C 3D 78」 「13 4C 3D 78」
「46 3C 3D 78」
「47 3C 3D 78」
「48 3C 3D 78」
〔解説〕この地域もエリア的には南北に分けられている。管きょ布設年度はいずれも78年。
⑦板橋区赤塚五丁目 東京大仏南西路地 7個
「13 6C 1D 85」 「44 4C 2D 89」
「14 6C 1D 85」
「15 6C 1D 85」
「17 6C 1D 85」
「18 6C 1D 85」
「19 6C 1D 85」
〔解説〕細い坂道にて、番ホール6個を発見した。
「44 4C 2D 89」は、少し離れた場所にポツリと1つあった。
番号から推測すると、坂道で発見した6個よりやや北東の位置に存在することが分かる。
⑧板橋区徳丸六丁目8 紅梅児童館横 1個
「35 7C 9D 74」
〔解説〕児童館横に1つだけ存在した番ホール。緯度は⑦とほとんど変わらないものの、
経度はやや異なる。9Dという経度は⑤の4Dと④の3Eとの中間といったところか。
⑨の1Eとは0Eを挟んで隣通しと考えられる。
⑨板橋区西台中央通り(東武東上線~国道5号線間) 10個
「08 3D 1E 81」 「26 1D 1E 79」 「20 7C 0D 83」 「10 6C 2E 83」
「09 3D 1E 86」 「? 7C 0D 83」
「09 3D 1E 86」(←重複ミス) (↑番号不明)
「11 3D 1E 86」
「14 3D 1E 86」
「 」(←盗難により不明)
〔解説〕西台中央通りは南北に伸びているが、北に進むにつれ東にカーブしている。
番号にもその様子は現れていて、緯度に大きな変化が認められる。
ただ経度の0Dに関してはエリア的にイレギュラーな感じがする。何かのミスであろうか。
ミスと言えば、「マンホール番号」の重複ミスがあったことを見逃してはならない。
下水道局の人の凡ミスだと考えられるが、これだけは避けて欲しかった(写真を参照)。
⑩板橋区志村三丁目30(トイザらス板橋志村店東) 環八通り沿い 2個
「40 6C 8E 85」 「34 5C 8E 85」
〔解説〕この2個の番ホール間の距離は東西に約20m。
それでもエリア的には南北に分けられてしまうようだ。
以下、撮影した番ホールの写真を載せていきます。
もちろん94個全ての番ホールを撮影しましたが、全てを掲載すると重くなってしまうので、
ゾロ目やミスのあったものを中心にUPしたいと思います。
①北区岩淵町14 北本通り沿い 「62 3C 1G 01」


②板橋区舟渡二丁目7 中山道沿い 「42 6B 7E 76」


③板橋区舟渡三丁目22周辺地域


(地理的に)同じ地域に12番が2つ。番ホールの管理エリアが違うからである。
④板橋区舟渡三、四丁目、新河岸一丁目を東西に走る車道


44番、ゾロ目。 22番、ゾロ目。


コンクリート製の番ホールもある。写真は18番(左)と21番(右)


「6E 6B」、緯度と経度の文字キャップが逆。設置ミスか。 01番マンホール。01番だけに人気が高い。


おそらく28番。文字キャップ、盗難されたのか。 11番?番号がないので推測するしかない。
⑤板橋区高島平四丁目17,18 高島第三小学校西側周辺地域


33番、ゾロ目。 05番。左の33番とはエリアが異なる。
⑥板橋区赤塚五丁目 東京大仏北東周辺地域


(地理的に)同じ地域に06番が2つ。③の12番の時と同様、番ホールの管理エリアが違うからである。
⑦板橋区赤塚五丁目 東京大仏南西路地 ⑧板橋区徳丸六丁目8 紅梅児童館横


44番、ゾロ目。 ここではこの番ホールしか見つけられなかった。
⑨板橋区西台中央通り(東武東上線~国道5号線間)


どちらも全く同じ「09 3D 1E 86」。管布設の“管”の字を見て欲しい。鋳造の際に出来た差があることが分かるだろう。
「マンホール番号」周りのゴミや汚れの位置を見ても、同一のマンホールでないことは明らか。完全な重複ミスだ。


11番、ゾロ目。何故にコンクリート詰め? 20番。比較的に綺麗な「マンホール番号」。


これまた文字キャップ盗難?マニアがいるのか。 また番号がないやつだ。困るんだよねえ。
⑩板橋区志村三丁目30(トイザらス板橋志村店東) 環八通り沿い


たった20mしか離れてないのに、エリアは別。あぁ、悲しい運命。
【まとめ】
今回、「桜01-0A-0A」の番ホールを求めて板橋区を彷徨ったわけだが、結局発見には至らなかった。
「桜01-0A-0A」が板橋区にないとなれば、同じく23区北西に位置する練馬区が俄然怪しくなる。が、
果たして「桜01-0A-0A」の番ホールが本当に存在するか、正直疑問を感じる。
今回発見した板橋区最北にあると考えられる番ホール(③板橋区舟渡三丁目22周辺地域)でも、
緯度は5Bを示していて、それが限界だったからだ。
おそらく「桜01-0A-0A」の番ホールは存在しないと考えられる。
なぜかというと、地図上に23区を囲うように経線緯線を引いてみる分かるのだが、

23区は複雑な形をしているため、「0A-0A」地点は23区内に存在しないからだ。
実際の「0A-0A」地点は埼玉県新座市の北東部辺りになってしまう(上図、左上を参照)。
しかし希望は残されている。「01-0A-??」と「01-??-0A」といった番ホールは存在する可能性が高い。
おそらく「01-0A-??」は足立区舎人地区に、「01-??-0A」は練馬区大泉地区にあると思われる。
ちなみに「9R-9R」地点についても同様のことが言える。
仮に「桜99-9R-9R」の番ホールが存在したとしても、東京湾の海底だろう。
また今回の調査で見つかった番ホールの(エリア内での)番号のうち、
最も大きい数字は④の地域にあった65番であった。合計94個もの番ホールを
無作為の場所で見つけたというのに、66番以降の番ホールに出会わなかったのは明らかにおかしい。
このことから23区内に多数存在する番ホールについて、
必ずしもエリア内での番号が99番まで振り分けられているとは限らないことが分かる。
つまり99番マンホールはレア中のレアと考えられるのだ。見つけたら、素直に喜んでいい。
ちなみに私は前回、幸運にも99番マンホールに巡り合うことが出来た(暗闇の中)。素直に喜びたい。
多くの方々の協力もあり、東京桜マンホに隠された秘密がかなり明らかになって来ました。
でもこれで終わりというわけではありません。新たなる伝説の始まりです。
「01-0A-??」や「01-??-0A」を含むレアマンホを探す旅はまだまだ続きます!乞う御期待!!

これほどまでのアドベンチャーをやるとは、
タツヤさん、足での捜査お手柄です!
わたしはいつも上ばっか見て歩いているので^^;
それにしても、こんなに沢山のマンホールを見て廻るのって大変だったのでは!!!
ちょっと別の意味で感動してます!!!
暑いなか、お疲れさまでした。
すごいデータですね。
コンクリ番ホもあるなんて。
拉致されていたのもうなずけます。
9R-9Rは海の中?
あれ、jinxさんてダイビングのライセンスはもってるんでしたっけ?
あ、アマモ...。
94個完全撮影、すごすぎます。
今朝からBLOG更新中のままになっており心配しておりましたが、我々の期待を裏切らない素晴らしい取材ですね。
メッシュは完全に緯度経度に合わせて切られているんですね。
01マンホは、2つになりますね。
KAIGAN署、番ホール大量GETに成功致しました(^_^ヾ
今回も番ホールが集中している
地域に巡り合えたのが幸運でした。
大通りよりも住宅街に入った路地の方が効率はいいと思います。
今度はぜひ東京に進出して下さいね。待ってます!
>SKY。さん
自分もつい先日までは上、空ばかり見てましたが
この度地面にも注目してみました!
色んな発見があって、面白かったですよ。
今回の番ホール調査は、休憩時間含めて5時間くらいかかりました。
実は記事を書き上げる方が時間かかってたり(^_^;)
とにかく感動を与えられてよかったです。
まぁ強いて言えばそれが仕事なんで。
>micioさん
あー別に拉致されてたわけじゃないですよ(笑)
いずれにしてもご心配をかけてしまいました。
ごめんなさいm(__)m
9R-9Rのエリアはおそらく海上になります。
ということはマンホールは海底にあり・・・。
アマモもよろしく!
>jinxさん
94個も集めた自分は馬鹿ですね(笑)
前回のも合わせると99個。あと1個で3桁突入です!
いや、しばらく休ませて下さいm(__)m
あとは任せましたよ!!!
番ホールの量が量でしたので、
まとめるのに時間がかかってしまいました(^_^;)
事実、集計中だったのですが、色々と憶測を呼んでしまったようです。
ご心配を頂いた皆さんには大変迷惑をかけてしまいました。
タツヤ@KAIGANは健在です!
これからもよろしくお願い致しますm(__)m
ヤスシさんのBLOGにもありましたが、
結構、あの番号を盗む人いるんですね。
ってことは、番号の入れ替えもできるってことですかね? むむむ・・そうなると捏造番ホもありえるかもしれませんね mm
凄いでしょ(笑)
手抜きは一切してませんよ(^_^)
>nohitoさん
うーん、どうやって文字キャップを外すんでしょうね。
特別な工具が必要なのか。
それとも隙間に無理やりドライバー挿せば取れてしまうのか。
あるはずの所に、あるものがないとやっぱり気になってしまいます。
捏造番ホ、あったら嫌ですね(^_^;)
昨日,偶然,番ホールの写真を撮ってきて,この番ホールの一連の捜索のことを知りました。
94個すごいですね。お疲れ様でした
また見かけたら,番号に注目してみますね。
ここに因縁があったとは(笑)。
でも、マンホール対決を制するのは私です。
今後も密かに注目して頂ければ幸いです。