タコノアシ開花 SAYONARA五輪

朝、いつものようにベランダでビオトープを観察。
すると、タコノアシの花が咲いているのを見つけました。
つぼみを付けていたので、もうそろそろかなと思っていた所でした。
ちなみに我が家のタコノアシの高さは70cmくらいあります。
春から夏にかけて、ぐんぐん成長してくれました。

名前が指し示す通り、花が蛸(タコ)の足に似ています。
と言っても、まだ初期段階ではよく分かりません(^_^;)
タコノアシが本領を発揮するのはこれからです。うーん、楽しみ！

タコノアシ、東京都版レッドデーターリストでは絶滅危惧種に指定されています。
河川敷に出向いても、野生のタコノアシに出会うことは難しいでしょう。悲しいことです。
タコノアシだけではありません。多くの水生植物が絶滅の危機に瀕しています。
無計画な開発により、水生植物が発育できる水辺環境が失われているからです。
事業や工事の規模の大小にかかわらず、その地域の生態系を十分考慮した上で、
環境アセスメントを実施する必要があります。住民の環境に対する理解、
また危機意識を喚起していく必要もあります。まだまだ課題は山積みですが、
従来の自然環境を取り戻すためには、困難を乗り越え前進していかなければなりません。
森林や河川を散歩し植物を観察したり、ベランダビオトープを始めてみたり、
私達に出来ることはたくさんあります。この機会、是非今の自然について考えてみて下さい。

　　
斜め上からタコノアシ。夏、めしべ　　こちらは7月中旬に花を咲かせたセリ。白くて小さい可憐な
まで観察できるのは午前中のみ。　 花です。よくハチが蜜を集めにやってきました。大人気♪

【参考】
★タコノアシ(東京の里山天合峰)　http://www1.ocn.ne.jp/~kmg/tako.htm
★社団法人 日本環境アセスメント協会　http://www.jeas.org/
★環境アセスメント学会ホームページ　http://www.jsia.net/

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夜、NHKのアテネ五輪総集編を見ました。
男子競泳平泳ぎ、北島康介選手とコーチの対ブレンダン・ハンセン秘密戦略。
男子重量挙げ、開催国ギリシャの英雄が見せた闘志。
女子マラソン、女子10000m、英国ラドクリフの悲壮な姿。
夢の舞台に立ったアフガニスタンの女性短距離ランナーの純粋な思い。
政治的な理由により棄権を余儀なくされた、イランの柔道選手の悔しさ。
サッカー、未だにアマダに戦争状態であるイラクの五輪代表が歩んだ道のり。など、
私が知らない(もしくは知りようもない)オリンピックの裏側を数多く紹介してくれました。
映像を見ているだけで目頭が熱くなり、とても感動しました。
おそらく全ての選手に色々の事情や背景があり、それぞれ闘ってきたのでしょう。
その全てを知ることが出来ないのは本当に残念ですが、
仕方がありません。選手たちの闘いを通して思いを馳せたいと思います。

今回のアテネオリンピック、数多くの競技をTV中継で観戦しました。
改めて一流のアスリートである選手たちがオリンピックにかける意気込みを強く感じました。
あの17日間に様々な4年間の思いが凝縮されているんだと思うと、自然と胸が熱くなります。
その中にはオリンピックに参加出来なかった選手の思いも含まれているからです。
個々にバックグラウンドがあり、その思いはまた4年後に引き継がれていきます。

スポーツ、そしてオリンピックって素晴らしい。
そう気付かせてくれた選手たちに、感謝します。ありがとうございました。
この後、パラリンピックも開催されます。引き続き、選手たちの活躍に期待します。


午後10時過ぎ、台風16号の影響により風が強まって参りました。
降雨はないものの、強い勢力の台風ということでやはり心配です。
大規模な災害や浸水被害、リンゴの風害が起こらなければよいのですが。