あげパンを食べよう！

ローカルニュースの話題。
＜南星中＞生徒会選挙公約のあげパン給食が実現
この沖縄のニュースを聞いて、僕の中学校時代を思い出した。
生徒会選挙に立候補した先輩がいた。
彼が掲げた公約は「冷たいお茶を導入します」だった。
当時、制服のデザイン変更というのが他の立候補者の公約の主流にあった中、
彼のマニフェストは異彩を放っていた。
そして当然のことながら彼は得票数1位で当選し、彼は生徒会長になった。
もう少し事の概要を細かく説明しよう。
僕の通っていた中学校には給食がなく、
ほとんどの生徒はお弁当を持参していた。
そこで学校では昼休みの時間にお茶を用意していた。
それはとても熱いお茶だった。
お茶を用意するのは日直の仕事。用務員室までやかんを取りに行ってた。
だがその労苦を無駄にするかのように、お茶はほとんど飲まれなかった。
昼休みの時間中に冷めてくれないからだ。
この現状を打破したのが我らが生徒会長だ。
用務員室に冷凍庫を設置し、冷たいお茶を作ることに成功した。
それ以降、冷たいお茶は大人気になった。
皆が生徒会長に感謝をした。彼はヒーローだった。
以上、ＬＩＫＥ Ａ プロジェクトⅩ。田口トモロヲが語ってるかのように。
閑話休題。
このニュースを聞いて、ただ単に微笑ましいと僕は思わない。
“平和ボケ”という言葉が浮かんできた。
逆に言えば、平和じゃないとこんなニュースは生まれないのだと思う。
それからこのニュースにツッコミを2発ほど。
1つはあげパン給食を実現させたのは、母親だということ。
もう１つは、卒業してしまった中学3年生(現高校1年生)は
あげパンを食べられなかったということ。
これでは投票した彼らが可愛そうだ。
最後に、熾烈なジャンケン対決に勝った平健太郎君、おめでとう！
あげパンって美味しいよね(>_<)