飛鳥山公園の紫陽花

“桜の名所”として名高い飛鳥山。
しかし、ここが紫陽花の名所でもある、という事実は意外と知られていない。
車窓からご覧になったことがある方はご存知だと思うが、飛鳥山では紫陽花が
約200メートルに渡って線路沿いに植えられているのだ。その光景は圧巻である。

というわけで、早速だが以下の写真をご覧になって頂きたい。
電車と紫陽花が織り成す魅惑のセッションを堪能しようではないか。

　　
白色系アジサイが多く見られた。　　 美味しそうな色をした紫陽花を発見。ピンク色が素敵だ。

　　
紫陽花×電車コラボ。JR高崎線と一緒。時速は70km超!?　　　今度はブルートレインと一緒。

5分間隔くらいで特急や貨物列車等の電車が通過するのだが、
細い路地とあって撮影可能なスペースが狭く、構図がなかなか決まらなかった。
シャッターボタンを押すタイミングも難しいし。っていうか、かなりの度胸がいるゾ。
JR東日本所属の運転士や車掌さん、それから乗客の皆さんに見られること必至。
最悪、不審者にカテゴライズされることも覚悟しなければならないだろう。えっ～!?


グラデーションに酔いしれたい。ここに紫陽花最大の魅力があると思う。アジサイ萌えー。


緩やかな上り坂にたくさんの紫陽花。手前にピンク系、奥にブルー系アジサイという配置が見事。

もしかしたら、飛鳥山の紫陽花は何者かにより管理されているのかもしれない。
酸性土壌とアルカリ性土壌を上手くコントロールしなければ、綺麗に色が分かれる
ということはないからだ。それとも、自然が生み出した芸術なのか。詳細は不明だ。

飛鳥山公園は電車と紫陽花が同時に楽しめる素晴らしい所である。
両者のコラボレーションを楽しめる場所はありそうで意外とないと思う。
植えられている紫陽花の種類も豊富と来たら、もう行くしかないだろう。
さらにはJR王子駅下車徒歩1分の好立地と来ている。あり得ない近さだ。

埼玉県にお住まいの方は、会社帰りに通い詰めちゃえばいいと思う。
横浜方面にお住まいの方も、京浜東北線でびゅーっと来ちゃいなさい。
北海道や沖縄からだったらエアラインを利用すればいいんじゃないかな。

そんな提言をして、このエントリーを終わりたいと思う。
非現実的でホントごめんなさい。全国無責任時代♪