KAIGAN

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『タイガー&ドラゴン』最終回

2005-06-24 23:53:50 | Weblog
「タイガー、タイガー、じれっタイガー!」

ついにドラマ『タイガー&ドラゴン』が最終回を迎えてしまいました。
最終回の演目は「子は鎹」。親子愛、そして師弟愛。泣けるねえ!
固い絆で結ばれたどんちゃん(西田敏行)と小虎(長瀬智也)。
二人の関係が本当に羨ましかった。どん兵衛師匠ォー!!

正直、このドラマは凄かった。本当に面白かった。
古典落語を現代風にアレンジ。宮藤官九郎さんは技量は計り知れない。
次元を超越した映像の融合に、もう言葉が出なかった。こんなの初めて見た。
落語の魅力を存分に引き出したこのドラマ。まさに革新的であったと言えよう。

宮藤マジック、落語REMIX ! ! ! ! !

このドラマは役者陣も凄かった。
クドカン脚本に欠かせない役者、阿部サダヲさんを始め、
落語家の笑福亭鶴瓶さん、春風亭昇太さん等、超豪華メンバーを布陣。
中でも一番光っていたのは、山崎虎児役の長瀬智也さん(TOKIO)だったと思う。
ヤクザ(カッコいい)と噺家(怖い)という両極端な役を見事に演じきった力量は賞賛に値する。
今後とも彼の成長が楽しみだ。俳優として次はどんな顔を我々に見せてくれるのだろうか。
期待は一層膨らむばかり。NHK大河ドラマの主役に抜擢される日もそう遠くはないだろう。
(小虎役、タイガーだけに大河にも出演されるんじゃないかと。そんなカラクリでござった)。

笑いあり、涙あり、本当に充実していたドラマ『タイガー&ドラゴン』。
ただ、悔しいのは何回か見逃した回があること(4、5回くらい)。
私にとって金曜夜10時というのは魔の時間帯なのである。
再放送、もしくはDVD版にお楽しみは取っておこう(笑)。

古典落語の有名な演目はまだまだ残っている。
そして、どんちゃんの借金もまだまだ残っている(笑)。
続編を期待してしまうのは、ファンとして当然の心理だと思われ。
というわけで、宮藤さん。『タイドラ』の続編、楽しみに待ってます♪

【関連リンク】
『タイガー&ドラゴン』番組公式サイト
ほぼ日刊イトイ新聞 - 『タイガー&ドラゴン』withほぼ日テレビガイド
山崎虎児のポーダブルヘッドホン(audio-technica社 ATH-FC5 WH)
落語 ★古典落語(Wikipedia) ★アニメで落語を楽しもう(キッズgoo)
キッズgooはオススメ。今すぐ寄席に行きたくなっちゃうこと間違いなし!

関連記事:「似てる。シリーズ④

※トップの写真は河鍋暁斎作「龍虎図屏風」紙本金地墨画。
解説書には「ドラゴン・タイガー最終決戦」と書いてありました。
うーん、今日のエントリーに相応しいっちゃねえ。Final battle !!

ちなみに、この龍虎図屏風には板橋区立美術館会えます
(追記)ごめんなさい。もう会えません。展示期間、終わっちゃいました。
現在開催中の館蔵品展「江戸狩野派ってなに?」は7月3日(日)まで。
御時間のございます方は是非お立ち寄り下さい。観覧料は無料なり。

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2 コメント

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おもしろかったっすねぇ~ (micio)
2005-06-28 13:17:42
私もコレ、ず~っと見てましたよ!

もうホントにね、どん平師匠がよかったです。

ツルベに「どうしていないの?」と訴える所は。゜(゜´Д`゜)゜。

ことあるごとにわらわかせてくれた阿部サダヲも最高!だったし。

長瀬智也はほんとにすごかったです。



・・・にしてもタツヤさん。

見逃した回が4,5回あるって、半分くらい見逃してるじゃないですか!
返信する
micioさん、こんにちは (タツヤ)
2005-06-30 03:55:52
さすがはドラマっ子、micioさん。

『タイガー&ドラゴン』もご覧になってましたね。

それじゃ、「タイガー、タイガー、眠タイガー!」

最終回は、落語界のしがらみというか確執というか、

とにかくそれぞれが互いに葛藤していましたよね。

それが熱くて、泣けた!(実際は泣いてないけど(笑)



見逃したのは、本当にごめんなさい。

『金曜ロードドショー』とか『報道ステーション』とか、

いつもの勢いが残っててね。ほとんど不可抗力でした...orz
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