
Excite Bit コネタの記事を読んで驚いた。
攻略本を作る際の苦労について、ゲーム雑誌編集の方により
語られた内容は、私の想像をはるかに絶するものだったからだ。
未読の方は、まず以下リンク先の記事をチェックして頂きたい。
ゲーム雑誌編集者に聞いた、「ドラクエ攻略本」製作裏話 Excite エキサイト ニュース
「発売前にソフトを一切外に出さないから、編集担当者はライターやバイトを
10人ぐらい連れて、エニックスの会社に通うんです。(中略)ドラクエはほとんど
情報がないから、自分たちで徹底的にデータをとらなきゃいけないんですよ」
「あらかじめある程度自分のレベルを上げ、強めの相手にも通用するぐらいにしておいて、
最小攻撃力の武器でチクチク1つずつHPを削っていくんです。それで、何回で倒れたから、
このモンスターのHPはいくつだとか、計算する。いつもは『ひのきの棒』でやってたけど、
今回は、それだと死んじゃうモンスターがいるから、『毒バリ』でやってますよ」
この「毒バリ」、攻撃力は小さいが、急所を突くと1回で相手が死んでしまうため、
その場合はやり直しとなる。
本文の一部を引用したが、はっきり言って唖然である。
モンスターのHPのデータを取るために、これだけの苦労をしているのか。
ドラクエのステータスって、HP以外にもMP、攻撃力、守備力、素早さ、かしこさ、
それに数値としては現れない呪文耐性や特技耐性も存在している。
一体、いくつデータを取れば作業終了となるというのか(-_-;)
他にも必要なデータはあるだろう。各キャラクターの呪文習得レベルや
モンスターの隠しアイテムリストも調べているのかと思うと、本当に泣けてくる(T_T)
スクエニは鬼ですか。
SQUARE ENIX(スクウェア・エニックス)さん、データぐらい提供しようよ。
正確なHPを調べるなんて時間の無駄。人生の浪費。
ドラクエ全体でモンスターが何体いると思ってるんですか。
特にボス戦なんて、それこそ地獄だと思う。何ターンかかるんだYO!
いくらゲームが好きだからって、バイトの人も辛いって。
もしかして、ドラクエ同様FFも全部データを取らされるのか。
超分厚い攻略本、『アルテマニア』とか、一体どうやって作ったのだろう・・・。
どれだけの人が、どれくらいの時間を費やせば『アルテマニア』が完成するの??
誰か教えて。メルミィィィィィ!!!!!
経営方針が変わったのか、FF初期の制作メンバーがスクエニを退社し、
自ら新しいゲーム製作会社を起業しているっていう現実も納得できる気がする。
とにかく今回の内部告発的記事を歓迎したい。
編集側の事情を知る術など、我々顧客はほとんど持ってないのだから。
嗚呼、ドラクエの攻略本がより愛おしくなってきました。
攻略本って、表示価格以上の価値があるんですね。
これからはもっと大切に使います。ちょっと反省(^_^;)
結論:ゲーム攻略本を製作するSLRPGが出来たら、売れるんじゃないかな。
関連記事:「ドラクエ休暇を頂きますm(__)m」
そこで、攻略本の舞台裏について、もっと調べてみました。
すると、以下のウェブサイトがヒット。
★ゲームのこと 攻略本の作り方(FROM メガネドラッグさん)
★ゲーム攻略本のノウハウ/ゲーム攻略本の作り方
実際に攻略本を編集されていた方のテキストなので、非常に重みがありました。
攻略本制作に関する裏話が詳細に載っていて、本当に興味深い読み物となっております。
私を含め、ゲーマーの皆さんは要CHECKしておきましょう。
例えば、「10-30の法則」など。
「攻略本は基本的にゲーム本体の10%売れる」
「ロールプレイングゲームの攻略本はゲーム本体の30%売れる」
RPGでも3割程度しか売れないなんて。ちょっと厳しい世界ですね。
私の場合、攻略本はほぼ必須です。とはいえ、最初のプレイでは頼りませんが。
ただ武器データはないと困るし、マップデータもあれば心強いし・・・。
やっぱりゲームを極めるためには、攻略本は必要不可欠ですよね。
それから、今回のドラクエ8に関しては、特殊な事例と言えるかもしれません。
通常のゲーム攻略本の作り方は、だいたい以下の通りだそうです(箇条書きにしました)。
○制作スタッフは編集者1~2人、ライターが1~3人、デザイナー1~3人。
○予算は300万円前後。(最初から重版を期待して作るものではない)
○作業期間はおおよそ1ヶ月半程度。ゲームプレイに1週間、
構成に1週間、執筆と撮影に2週間、校正に1週間ぐらいが一般的。
○ゲームメーカーから開発資料が提供されるので、プレイする前にある程度の答えはわかる。
○隠しアイテムの場所や、敵のパラメーターデータなどは、ゲームメーカーの情報を元にしている。
うん、これを読んで少し安心致しました。
そうですよね。そこまで酷くはないですよね、普通。
時にはメーカーからデバックロムの提供もあり、作業もはかどるとのこと。
でも、やっぱりゲーム特有のバグはある訳で。それはもう大変なようです(苦笑)
ゲームライター、そして編集者さんリスペクト!
連日の徹夜という修羅場をくぐり抜けて来た彼ら。
仕事が一段落したら、ベホマズンをかけてあげましょうね(笑)。
【余談】
攻略本の間違いを発見すると嬉しい。
80年代~90年代前半の攻略本は見てて楽しい。
イラストとか、レイアウトとか。いい意味で未熟(笑)
家にはRPGを中心に攻略本がたくさんある。
ソフトは買えなくて、とりあえず攻略本だけ買いました!ってパターン(苦笑)。
はっきり言ってしまえば、妄想PLAYなんだけど、それはそれで楽しい。
でもやっぱ虚しさは感じるわけで、いつかゲームやってやる!と思いつつ、
慌しい日々に忙殺されていくのさ・・・orz
攻略本を作る際の苦労について、ゲーム雑誌編集の方により
語られた内容は、私の想像をはるかに絶するものだったからだ。
未読の方は、まず以下リンク先の記事をチェックして頂きたい。
ゲーム雑誌編集者に聞いた、「ドラクエ攻略本」製作裏話 Excite エキサイト ニュース
「発売前にソフトを一切外に出さないから、編集担当者はライターやバイトを
10人ぐらい連れて、エニックスの会社に通うんです。(中略)ドラクエはほとんど
情報がないから、自分たちで徹底的にデータをとらなきゃいけないんですよ」
「あらかじめある程度自分のレベルを上げ、強めの相手にも通用するぐらいにしておいて、
最小攻撃力の武器でチクチク1つずつHPを削っていくんです。それで、何回で倒れたから、
このモンスターのHPはいくつだとか、計算する。いつもは『ひのきの棒』でやってたけど、
今回は、それだと死んじゃうモンスターがいるから、『毒バリ』でやってますよ」
この「毒バリ」、攻撃力は小さいが、急所を突くと1回で相手が死んでしまうため、
その場合はやり直しとなる。
本文の一部を引用したが、はっきり言って唖然である。
モンスターのHPのデータを取るために、これだけの苦労をしているのか。
ドラクエのステータスって、HP以外にもMP、攻撃力、守備力、素早さ、かしこさ、
それに数値としては現れない呪文耐性や特技耐性も存在している。
一体、いくつデータを取れば作業終了となるというのか(-_-;)
他にも必要なデータはあるだろう。各キャラクターの呪文習得レベルや
モンスターの隠しアイテムリストも調べているのかと思うと、本当に泣けてくる(T_T)
スクエニは鬼ですか。
SQUARE ENIX(スクウェア・エニックス)さん、データぐらい提供しようよ。
正確なHPを調べるなんて時間の無駄。人生の浪費。
ドラクエ全体でモンスターが何体いると思ってるんですか。
特にボス戦なんて、それこそ地獄だと思う。何ターンかかるんだYO!
いくらゲームが好きだからって、バイトの人も辛いって。
もしかして、ドラクエ同様FFも全部データを取らされるのか。
超分厚い攻略本、『アルテマニア』とか、一体どうやって作ったのだろう・・・。
どれだけの人が、どれくらいの時間を費やせば『アルテマニア』が完成するの??
誰か教えて。メルミィィィィィ!!!!!
経営方針が変わったのか、FF初期の制作メンバーがスクエニを退社し、
自ら新しいゲーム製作会社を起業しているっていう現実も納得できる気がする。
とにかく今回の内部告発的記事を歓迎したい。
編集側の事情を知る術など、我々顧客はほとんど持ってないのだから。
嗚呼、ドラクエの攻略本がより愛おしくなってきました。
攻略本って、表示価格以上の価値があるんですね。
これからはもっと大切に使います。ちょっと反省(^_^;)
結論:ゲーム攻略本を製作するSLRPGが出来たら、売れるんじゃないかな。
関連記事:「ドラクエ休暇を頂きますm(__)m」
そこで、攻略本の舞台裏について、もっと調べてみました。
すると、以下のウェブサイトがヒット。
★ゲームのこと 攻略本の作り方(FROM メガネドラッグさん)
★ゲーム攻略本のノウハウ/ゲーム攻略本の作り方
実際に攻略本を編集されていた方のテキストなので、非常に重みがありました。
攻略本制作に関する裏話が詳細に載っていて、本当に興味深い読み物となっております。
私を含め、ゲーマーの皆さんは要CHECKしておきましょう。
例えば、「10-30の法則」など。
「攻略本は基本的にゲーム本体の10%売れる」
「ロールプレイングゲームの攻略本はゲーム本体の30%売れる」
RPGでも3割程度しか売れないなんて。ちょっと厳しい世界ですね。
私の場合、攻略本はほぼ必須です。とはいえ、最初のプレイでは頼りませんが。
ただ武器データはないと困るし、マップデータもあれば心強いし・・・。
やっぱりゲームを極めるためには、攻略本は必要不可欠ですよね。
それから、今回のドラクエ8に関しては、特殊な事例と言えるかもしれません。
通常のゲーム攻略本の作り方は、だいたい以下の通りだそうです(箇条書きにしました)。
○制作スタッフは編集者1~2人、ライターが1~3人、デザイナー1~3人。
○予算は300万円前後。(最初から重版を期待して作るものではない)
○作業期間はおおよそ1ヶ月半程度。ゲームプレイに1週間、
構成に1週間、執筆と撮影に2週間、校正に1週間ぐらいが一般的。
○ゲームメーカーから開発資料が提供されるので、プレイする前にある程度の答えはわかる。
○隠しアイテムの場所や、敵のパラメーターデータなどは、ゲームメーカーの情報を元にしている。
うん、これを読んで少し安心致しました。
そうですよね。そこまで酷くはないですよね、普通。
時にはメーカーからデバックロムの提供もあり、作業もはかどるとのこと。
でも、やっぱりゲーム特有のバグはある訳で。それはもう大変なようです(苦笑)
ゲームライター、そして編集者さんリスペクト!
連日の徹夜という修羅場をくぐり抜けて来た彼ら。
仕事が一段落したら、ベホマズンをかけてあげましょうね(笑)。
【余談】
攻略本の間違いを発見すると嬉しい。
80年代~90年代前半の攻略本は見てて楽しい。
イラストとか、レイアウトとか。いい意味で未熟(笑)
家にはRPGを中心に攻略本がたくさんある。
ソフトは買えなくて、とりあえず攻略本だけ買いました!ってパターン(苦笑)。
はっきり言ってしまえば、妄想PLAYなんだけど、それはそれで楽しい。
でもやっぱ虚しさは感じるわけで、いつかゲームやってやる!と思いつつ、
慌しい日々に忙殺されていくのさ・・・orz