前回のエントリー、「ニッポン外来種紳士録 Vol.1」の続き。
先日放送された『素敵な宇宙船地球号』という番組を見た感想を以下に記します。
個体数を減らす在来種。破壊される自然。やはり外来種移入に絡む問題は深刻であった。
現状を肯定する訳にはいかないから、輸入制限など法律による規制が必要だろう。
タイワンリスも、ミドリガメも可愛らしい動物だ。
ミシシッピアカミミガメにはお世話になったこともあるしね(笑)。
外来生物を全て排除することは困難だし、出来れば殺したくはない。
となると、徐々に外来生物の個体数を減らしていく方向が妥当だと思う。
生殖機能を低下することが出来れば画期的なのだが、予算的に難しいか。
残念ながら、ある程度の犠牲は避けられそうにない。人間は反省すべし。
とにかくこれ以上の外来生物の増加、繁殖は困るので、
一刻も早く輸入制限すべきだと思う。特に生物の商業利用が好ましくない。
例えば、子ガメはミドリガメの輸入に頼るのではなく、在来種のニホンイシガメや
クサガメを繁殖させ、それを露天で売るべきだ。(それでも遺伝的撹乱の心配があるが)。
ビジネスモデルとして考えた時、アメリカから輸入した方がコストが安いのかもしれないが、
長期的な視野に立てば、在来種を養殖した方が遥かにメリットがあると思われる。
そして、飼い主とペットに関する情報登録制度も積極的に導入したいところだ。
動物に小型ICチップを埋め込んで管理するシステムが確立される日が来るかもしれない。
文字にするとやや痛々しく聞こえるかもしれないが、それほど問題があるとは思えない。
保健所で年間何十万匹もの犬や猫が毒殺されている現状を考えたら、実施すべきだ。
現代人は多くのペット動物が処分されている現実を直視する必要がある。
さらには、ペットを捨てた心無い人間である元飼い主を徹底的に非難してはどうか。
捨てた人間は捨てたペットの末路を知らない。誰かが拾ってくれるとでも思っているのだろう。
無責任な人間をこれ以上放置しては、日本社会にもマイナス影響を与えること必至である。
マスコミは積極的に現状を報道し、元飼い主が自らの罪に気付く機会を提供して欲しい。
そして私は問いたい。動物を愛せない人間が、人を愛せると思いますか、と。
ペットを飼うということは、そのペットの一生を背負うことだ。
ペットは可愛いし、我々を癒してくれる。しかし、ケガや病気を患う可能性もある。
決して一時の好奇心なんかではペットを飼うことは許されない。責任が常に伴うからだ。
そういう当たり前のことを理解せずに成長してしまう人間がいるのは本当に情けないこと。
本来は家庭や学校、地域社会という場で人としてのモラルやマナーを学ぶべきだが、
それが不完全だという場合は、自動車を扱う時のように免許制にするしかないだろう。
“ペット皆伝”の証を持たざる者は、ペットを飼う資格などないっ!といった具合に。
「おじちゃん、金魚すくい1回ね♪」
「100円、毎度あり~。って、ちょっと待った!!
ボクは“ペット飼育許可証”を持ってるかな?」
「ん?なぁに、そのナントカきょか×○△って??」
「ごめんね。それがないと、金魚すくい出来ない決まりになってるんだ。」
「・・・・・・。うぇーん。ママーっん!!」
近い将来、こういう展開もあり得るんじゃないかなと(笑)。
少なくとも子供がペットを飼う際は、免許を有する保護者の判断は必要不可欠だと思う。
でもまぁ、免許制が導入されるようじゃ、日本社会も終わりだろうね。だから避ける方向で。
今回の番組内容は、外来生物メインというより、捨て犬がメインという感じだった。
予想と違ったので少し残念。次回は外来種の昆虫や植物にスポットを当てて欲しい。
それにしても、“共生”っていう考え方は、人間主導に陥りがちだから、ホント難しいね。
【今日のまとめ】
ペットを飼う前に、「nintendogs」で遊べばいいんじゃないかな。
とりあえずゲームで疑似体験してからでも遅くはないと思う。
仮想世界だったら、不幸なペットは生まれないでしょう。
【関連リンク】
★人と動物との共生をめざして - 東京都動物愛護相談センター
関連記事:「環境保護を訴える看板」
先日放送された『素敵な宇宙船地球号』という番組を見た感想を以下に記します。
個体数を減らす在来種。破壊される自然。やはり外来種移入に絡む問題は深刻であった。
現状を肯定する訳にはいかないから、輸入制限など法律による規制が必要だろう。
タイワンリスも、ミドリガメも可愛らしい動物だ。
ミシシッピアカミミガメにはお世話になったこともあるしね(笑)。
外来生物を全て排除することは困難だし、出来れば殺したくはない。
となると、徐々に外来生物の個体数を減らしていく方向が妥当だと思う。
生殖機能を低下することが出来れば画期的なのだが、予算的に難しいか。
残念ながら、ある程度の犠牲は避けられそうにない。人間は反省すべし。
とにかくこれ以上の外来生物の増加、繁殖は困るので、
一刻も早く輸入制限すべきだと思う。特に生物の商業利用が好ましくない。
例えば、子ガメはミドリガメの輸入に頼るのではなく、在来種のニホンイシガメや
クサガメを繁殖させ、それを露天で売るべきだ。(それでも遺伝的撹乱の心配があるが)。
ビジネスモデルとして考えた時、アメリカから輸入した方がコストが安いのかもしれないが、
長期的な視野に立てば、在来種を養殖した方が遥かにメリットがあると思われる。
そして、飼い主とペットに関する情報登録制度も積極的に導入したいところだ。
動物に小型ICチップを埋め込んで管理するシステムが確立される日が来るかもしれない。
文字にするとやや痛々しく聞こえるかもしれないが、それほど問題があるとは思えない。
保健所で年間何十万匹もの犬や猫が毒殺されている現状を考えたら、実施すべきだ。
現代人は多くのペット動物が処分されている現実を直視する必要がある。
さらには、ペットを捨てた心無い人間である元飼い主を徹底的に非難してはどうか。
捨てた人間は捨てたペットの末路を知らない。誰かが拾ってくれるとでも思っているのだろう。
無責任な人間をこれ以上放置しては、日本社会にもマイナス影響を与えること必至である。
マスコミは積極的に現状を報道し、元飼い主が自らの罪に気付く機会を提供して欲しい。
そして私は問いたい。動物を愛せない人間が、人を愛せると思いますか、と。
ペットを飼うということは、そのペットの一生を背負うことだ。
ペットは可愛いし、我々を癒してくれる。しかし、ケガや病気を患う可能性もある。
決して一時の好奇心なんかではペットを飼うことは許されない。責任が常に伴うからだ。
そういう当たり前のことを理解せずに成長してしまう人間がいるのは本当に情けないこと。
本来は家庭や学校、地域社会という場で人としてのモラルやマナーを学ぶべきだが、
それが不完全だという場合は、自動車を扱う時のように免許制にするしかないだろう。
“ペット皆伝”の証を持たざる者は、ペットを飼う資格などないっ!といった具合に。
「おじちゃん、金魚すくい1回ね♪」
「100円、毎度あり~。って、ちょっと待った!!
ボクは“ペット飼育許可証”を持ってるかな?」
「ん?なぁに、そのナントカきょか×○△って??」
「ごめんね。それがないと、金魚すくい出来ない決まりになってるんだ。」
「・・・・・・。うぇーん。ママーっん!!」
近い将来、こういう展開もあり得るんじゃないかなと(笑)。
少なくとも子供がペットを飼う際は、免許を有する保護者の判断は必要不可欠だと思う。
でもまぁ、免許制が導入されるようじゃ、日本社会も終わりだろうね。だから避ける方向で。
今回の番組内容は、外来生物メインというより、捨て犬がメインという感じだった。
予想と違ったので少し残念。次回は外来種の昆虫や植物にスポットを当てて欲しい。
それにしても、“共生”っていう考え方は、人間主導に陥りがちだから、ホント難しいね。
【今日のまとめ】
ペットを飼う前に、「nintendogs」で遊べばいいんじゃないかな。
とりあえずゲームで疑似体験してからでも遅くはないと思う。
仮想世界だったら、不幸なペットは生まれないでしょう。
【関連リンク】
★人と動物との共生をめざして - 東京都動物愛護相談センター
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