閃き

変化も気付く事も無い平凡な毎日の中にきっと閃きがあるはず。閃きを求めた記憶

平和

2017-08-15 11:06:24 | 閃き
この時期に夏休みを満喫している方々が数多くいると思う

私も若い頃は待ち望んでいた夏休み

あっという間に過ぎてしまう楽しい時間を恨むようにも感じていた


毎日休みを返上して仕事をしていると、大変静かな毎日が過ごせている

電話もない事務所で1人、書類作成に没頭していると、それでも1日が過ぎるのを早く感じる

帰省していた孫達には申し訳無いが、こんな夏の過ごし方も悪くない


終戦の日を迎え、テレビを始めメディアは戦争に関する報道が多くなる

この所の森、加計問題に隠れていた北朝鮮問題も、グアム近海にミサイルを発射するという計画をアメリカに突き付けてからは、流石に偏向報道していられなくなり、脅威であることを認めどう対処するのかを報道し始めた

全く、手のひらを返した豹変振りには空いた口が閉まらない


何事も無く平穏に過ごせることこそ平和であると思う

武力などの力によってどうにかしようとする事は、近代の世界ではタブーとされていていたが

眠れる巨人、中国が目覚めて以来、その様相は変わってきた

先進国は経済という力によって世界を支配してきた歴史がある

経済の勝者の影には必ず発展途上国の勝者を支える姿があった


しかし、眠れる巨人が目覚め、先進国の仲間入りを果たすべく富国増強に邁進してきた結果、世界のスタンダードが変わってきた

経済力は無くても武力さえ持てば大国と対等に交渉できる

保有資源を背景に行う経済発展も世界中の富が波のように押し寄せてきて瞬く間に近代化した都市が出来上がるのを観てきた

本来、今こそ世界中の秩序を考える時代になって来たと思うのだが簡単に進まない


この時期になると振り返る戦後

70年前の戦勝国を中心とした組織の見直しこそが必要だと思う

当時、戦争に参加して勝ち組になった国の権力はいつまで続くのであろうか

戦後の世界の進み方を振り返れば、戦勝国の中で冷戦が起こり、代理戦争が起こり、今又覇権による陰謀もささやかれている


今こそ国連を一度解体して、理事国制度を廃止し、世界中の国が真に対話できる組織を作らねば、本当の平和がやってこないと考える

核の影の背景には大国の影がある

平和を望む
コメント
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