朝陽のあたる露天風呂

思い切って東の端に来た

その宿には海を臨む露天風呂がある

昨夜は凪ぎだったのか波の音は聞こえなかったが

朝陽が登った後に入浴した時はうるさいほどの波の音

眩しいほどの朝陽の中に入る露天風呂は気持ちが良い


さあ、本日は大切な目的の為に、神聖なおももちでいる

ゆっくり出来ている

知覧特攻平和会館

かねてから訪れたかった知覧特攻平和会館に訪れた

妻と別れてゆっくり観るために、妻にはポータブル説明タブレットを借りて、落ち合う時間を決めて別れた

私は、１人、戦争体験者のお話を聴きに行った


日本が苦しくも戦争に突入していった理由のアメリカの無謀な要求について正しく説明されていた

日本は自らの欲望から戦争を始めたのではないという事実は公にされていないのだ

戦争という苦しい選択肢しか残されていなかった日本は東南アジア各国の独立を助けることで味方にしていった

しかし、圧倒的な物量の違いで劣勢に陥るなか、日本は特攻という日人道的な選択をした

１７才から２０才ほどの幼い少年飛行兵が 、知覧や沖縄や台湾から飛んでいったのだ（これらは陸軍の特効部隊であり、飛行機は隼など。ゼロ戦は艦式戦闘機なので海軍所属である）


特攻は決してテロではない

自分が犠牲になってアメリカの戦艦や空母を沈めないと愛する母が、父が、兄弟が死ぬことになるとの想いだけで突っ込んでいった

繰り返してはならない悲しい想い

彼らの想いに日本人であることの誇りを感じざるを得なかった

ここには学ぶこと、感じることが溢れている