閃き

変化も気付く事も無い平凡な毎日の中にきっと閃きがあるはず。閃きを求めた記憶

晴嵐

2012-04-21 06:49:22 | 閃き
仕事で大津市石山駅近くに訪れた

交差点に「晴嵐」という地名がある

晴れと嵐という、真反対の詞(ことば)が気になった

「せいらん」と読むようだがやけに気になる響きだ


意味をネットで調べてみると

晴れた日に山にかかる霞、晴れた日に吹く山風(引用:コトバンク)とある


近くには紫式部が源氏物語の構想を練ったとされる石山温泉や

松尾芭蕉が住んでいた幻住庵がある


何処か、観光レポートの様になったが

古くから近江八景と呼ばれる程の名所である


晴嵐の様に詞に意味を持つ地名が今も残っている事は善いことだ

きっとその地名になる由縁があるに違いない

詞が醸し出す風情は、長き歴史の上にあるものだ

そんな歴史を感じて気になったのかも知れない


全国で市町村合併が進み、地名が変えられているが

こういった地名は是非残して欲しい

そして地域の子供達に出来れば由縁を語り継いでもらいたい

地域への愛着も湧こうというものだ


我が街にもこういった風情のある地名があるに違いないので

その由縁を調べてみようと考えている
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