秋晴れ

久し振りに出張に出た

このところ社内での仕事が山積みだが、合間を縫ってうまく出張が入った

会社には申し訳無いが、丁度良い気分転換になるだろう

但し、午後５時からの会議に間に合う様に帰らねばならないので、慌ただしい


予定より早く電車に乗った

慌ただしさを少しでも無くす為だが、電車の車窓から見える空はなんとも秋らしい


青く澄んだ秋の空は子供の頃から好きだった

思い出すのは運動会

あの空を見ながら運動会を楽しんだ記憶が忘れられない

何となく身体を動かしたくなってくる


秋といえば行楽の秋、味覚の秋、読書の秋、スポーツの秋

好きなドライブに出掛けて、秋の味覚を楽しむなんて最高だなぁ

と、電車の車窓から空を眺めながら考えた


秋は何かと忙しいから、なかなか時間が作りにくい

無理矢理作る事も出来るが、後で憂いを残したくない

そう考えながらスケジュールを確認する


法事やイベント、庭の手入れ、そろそろ薪の心配もしなければならない

いっそ、ベーコンでも作りながら、庭の手入れとBBQを一緒にやるか

何だか愉しくなってきた


電車の車窓から見える秋晴れの空は楽しい

秋祭り

日曜日は町内の氏神様の秋祭りだった

古くから我々の町内だけでお守りしてきた神社で氏子の数も少ない

町内の自治会毎に当番が回ってくる


早朝から町内の奉仕作業に出た後、その足で会社へ行って気になる作業を１つ片付けた

昼過ぎに帰宅すると、案の定誰もいない

婿は我が家の代表でお役に出ているし、妻と長女は孫を連れて子供御輿や祭りを楽しみに出掛けたようだ

仕方なく１人お留守番と相成った

遠くで聞こえるお囃子が祭り気分にさせる


この状況を想定して、コンビニで昼食とビールを買い込んでいた

今日は祭りだから昼間から一杯やるか

こうなれば、もう何処へも行けない

疲れもあっていつしか眠っていた


気付けば夕方近くになり、皆が次々と帰宅してくる

手には祭りで手に入れた屋台の食べ物

孫には金魚

目覚めたついでに、屋台の食べ物を肴にもう一杯

他の３人も祭りで色々と食べてきた様で、お腹も空いていないという

まともな食事を用意しないで、それで済ませてしまう所が我が家らしい


終い湯に長く浸かりながら、秋祭りを振り返った

あと２年もすれば孫におもちゃをせがまれるんだろうなぁ

新米

今年も無事新米が届いた

我が家では山家の友人にお願いしてまとめて１年分を購入している

勿論、精米前の状態である

今年の作付は雨が多く、日照不足気味で、実の付きが少ないと山家の友人は言っていたが、例年に変わらぬ美味しさだった


長女夫婦と同居が始まり、孫もご飯を食べる様になり、加えて次女夫婦も米を持ちに来るので、今では３倍近くに増えた

こんな我が儘も山家の友人の理解の賜だ

家の中でも一番涼しく、暗い場所を選んで保管しているが、虫がつかない工夫もしている

新米は、おかず不要の旨さだ

それでも多彩なご飯のお供があれば、更にご飯が進む


いつもは炭水化物ダイエットで米は食べないのだが、アルコールそっちのけで新米を戴いた

日本人に生まれて幸せだと感じる瞬間だ


今年は西日本は雨の為に不作だった様だが、東日本は豊作で、平均は例年並みだとか

しかし、豊作と不作の違いは天と地ほどの差がある

米農家にとっては大問題だ


天候が異常になってきて、収穫が終わるまで余談を許さない様だが

何も出来ない私は、ただただ無事に収穫出来る事を祈るのみだ

今年も新米を戴いた幸せに感謝する

うどん屋

週末の金曜日、この所、製造部門の応援で身体を酷使していて疲れがピークになってきている

家に連絡したところ、婿は早番で今日は早く帰宅するとか

長女も夕食は簡単に揚げ物で済ませると言う

そこで閃いた


再び長女に提案して皆で日帰り温泉へ行こうと誘った

ゆっくりお湯に浸かり、食事をして帰る

双方の要求を満足している方法だし、揚げ物は避けられる


いつもより早く帰宅して、家族全員で日帰り温泉に向かった

温泉に到着すると、何か様子が変だ


どうも、内装を含めた改修工事を行っている

これでは暫くの間、営業することは出来ないだろう

誰もが温泉気分だったのに、見事に打ち砕かれた

他の日帰り温泉へ行く選択もあったが、時間が掛かるので、仕方なく夕食をとって帰ることにした


帰り道にあるうどん屋

長女も婿も入った事が無いというので、そこに決めた


お薦めのミニ天丼付きのセットを銘々好みのうどんと共に注文した

このれはメニューに載っていない裏メニューなのだ


それぞれに注文したうどんをシェアしながら味踏みした

孫も、太めのうどんを手づかみで頬張りながら満足気


温泉は、内風呂で我慢したが、お腹は大満腹で動けなかった


改装工事が終わったら、リベンジだ

ベテラン社員の問題

得意先の営業所長から悩みを聞いた

営業所の女性事務員とベテラン営業マンの関係


ベテラン営業マンが勘違いして女性事務員に迫り当然の如く扱われたが、しつこく話し掛けるので、ノイローゼになった

それを会社の保健師に相談していたが、改善しないので労働基準監督署へ相談した

当然、調査が入り、事態が発覚し、対策を取る事となった

得意先の他の営業所では、ストーカー迄発展していた

他の得意先でも同様の事態があったと聞いた事がある


会社に不満があると、何かに向けられるのが原因だとか

個人的に食事に誘ったのを見ていた他の女性事務員が、仲間外れになったと思い込み意地悪をするようになる等の場合もあるようだ

所詮はコミュニケーション不足だと思う


最近はネットで悩み事を検索して対策法を調べたりするが

投稿された内容が自分に都合の良い物ばかり見る傾向がある

自分に都合の良い書き込みばかり読んで、正しいと勘違いする場合もある


景気が悪くて厳しいノルマを課せられている現状

何かに救いを求めるかの様に他人に向く感情

自殺者も増加の一途であるという


世のベテラン社員皆様、癒しは家庭に求めなさい