カンチャン狂騒曲

日々の事をあれこれと、大山鳴動してネズミ1匹がコンセプト。趣味さまざまなどを際限なく・・。

モミジ(青鴫立)の花とサクランボの虫

2020-04-21 11:15:54 | 日常あれこれ
 庭の新緑が一段と映えてきた。

 特に「青鴫立」というモミジが清々しい感じに。

 
 (青鴫立の花)

 花も咲き始めたが、一見して花とは見えない。

 先端にちょこっと、といった感じ。

 これでも生意気にそのうちに実が成って、竹トンボの羽のような形になって落ちていく。

 ただ落ちああと芽吹いたというのを見たことがないので、発芽率は相当に厳しいようだ。

 

 下枝の部分は、葉っぱもかなり本来の色に近づきつつある。

 葉っぱの外側より葉脈の部分の方が緑が濃いが、やがて葉っぱの緑が強くなってくると逆に葉脈が白っぽくなる。

 その模様が、海岸の干潟に群れを成す「鴫」に似た風情があるというのが命名の由来らしい。

 このモミジの命名の由来からして、浜千鳥などに似た今からの季節が一番見頃ということになる。

 サクランボもすっかり緑に覆われて、実がどこについているのか判然としなくなった。

 まさかヒヨが突つき落としたのではと心配で探してみる。

 あちこち探して数個を見つけ出した。

 まあ見つかっただけで良しとしよう。

 その代わり、葉っぱに害虫らしきものがついているのを発見した。

 
 (サクランボの葉っぱ)
 
 葉っぱの先が、クルクルっと丸まったように見えて、そこだけが分厚い。

 丸まったように見えるが、実は葉っぱは開けるような状態にあるわけではない。

 そこだけが突然変異のように分厚くなっている。

 多分に、昆虫などが卵を産みつけているのだろうと思う。

 去年も同じような時期に、見つけたのでその都度葉っぱを取り除いていたら、やがてなくなった。

 除去するのが一番いい方法のようである。

 屋根ではスズメの声が朝から賑やかだった。

 今後、害虫駆除と餌の確保を両立させてくれればいいのだが。

 人との共存共栄をお願いしたいものである。

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