漱石が産まれ育った新宿区では、生誕150年を記念して来年2月の開館を目指す「漱石山房」記念館の整備が進んでいるという。
朝日新聞の天声人語によると4月から「吾輩は猫である」が連載されるという話だ。
「吾輩は猫である」夏目漱石(著)2014.5 89刷 新潮文庫(刊)
4年余を5高の教授として過ごした熊本でも来熊120年を記念して各種の記念行事が既に行われている。
熊日新聞では「草枕」「二百十日」「三四郎」が連載され、現在連載中の「吾輩は猫である」はもう終わりにさしかかっている。
4月1日といえば「冗談・嘘」が通用する日だという事で、真に結構な趣向である。
世の中は哀しくなる事ばかりがあまりに多い。
為政者の説明も百年一日の如くで、おいおい又かよと欠伸も出ようというものだ。
国会中継を見ていると瞑想議員につられて、ついつい座ったまま居眠りをしてしまう。
4月1日を記念してパアッと目が覚めるような意表を突いた意見はでないものか。
例えば、「赤字国債特例法」を来年以降は提出しません。
な~んて言ったら、全国民の50%くらいは目の玉パチクリ間違いなし!
元々赤字国債などというものは、人間の弱さに鑑み発行してはならないと先人は決めていたのだが、「今年は金がいりますので1年だけ発行させて下さい。すんません今年一年だけ・・・」と有効期限1年で特例法を作って以来、毎年の恒例になっているのであって、その辺の事情を知らないか忘れた人が74%くらいいるだろう。
合計したら124%になるが、知らない人と忘れた人が渾然一体になって無責任態勢を構成しているから仕方が無い。
哀しいけれど借金はコツコツ返すしか方法はない。
ガラガラポンの時代は第二次世界大戦までで終わっている筈で、悪い冗談は4月1日でも禁止だ。
「借りすぎ返済を弁護士に相談する法案」とか、「国家更生・救済のアイディア求む法案」なんてのはどうだ?
「成るように成ってからする政ごと」 Or 「放置プレイやがて哀しき政かな」
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