先行的腎移植をしたみっこ師匠のブログ

ドナーとして息子に腎臓を提供し2017年に生体腎移植をしたみっこ師匠の体験記と息子達との生活を綴っています。

いつか、どこかで…。

2021年09月26日 | 日記
大切な友への
想いを綴った手記を
読ませていただきました。

フルーツティーの所で
ある人の名前が
頭をよぎりました。

「そんなはずはない」と
自分に言い聞かせるように
何度も何度も読み返しました。

仲良くなって
少し経った頃、
その人は
突然いなくなってしまいました。

同じ想いを持つ
複数の人のお手を借りて、
その人に辿り着く事が出来ました。

場所が違っても
私はまた繋がれた事が
嬉しくてたまらなかった。

そして戻ってくれた時、
みんなで楽しくやっていると
ばかり思い込んで
迷惑をかけていることに
気付かなかった。

そしてまた
その人はいなくなってしまいました。

追いかけたかったのに
私は
自分の気持ちに噓をついて
追いかける事をしなかった。

それでも
どうしてるのか心配で
時々こっそりと見に行っては
元気な姿を見て
ひとりで安心したものでした。



桜が見える川沿いの風景。

散歩をしながら
読書をする姿と、
映り込んでいた
ヘルプマーク。

余命宣告はされていないと
言っていたので
私は勝手に安心してしまっていて。

「既読が付かなくなったら…
その時はそうなんだぁ…と
思ってね」

どんな想いで
この言葉を送ったのか。

どんな想いで
この言葉を受け取ったのか。

考える度に
心が押し潰されそうに
なるのです。

9月に入って
(どうしてるかな)と
思いながらも行かなかった自分に。

あの時
直ぐに追いかけなかった自分に。

今更
後悔しても遅いのにね。

まだ私
ちゃんと「ごめんね。」を
言えてないのに…。


私にとっても
大切な人でした。


もし、
心が落ち着いて
話せる時が来たら
どなたか
教えてください。

何があったのか
教えてください。


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