人生の裏側

人生は思われた通りでは無い。
人生の裏側の扉が開かれた時、貴方の知らない自分、世界が見えてくる・・・

日本ボクシング界の黄金時代

2024-02-26 09:32:54 | 雑記
いやあ、一昨日行われたボクシングのトリプル世界戦、すべて日本人ボクサーの圧勝でした。
井上拓真とアンカハス戦は、大方通り接戦になると予想していたのですが、兄貴ばりのボディへの一発強打は見事でした。
田中恒成は、以前より不用意に被弾することなく、一段と安定感、堅実さが増したように感じ、頭から突っ込んで来るような相手をよく終始裁ききったな、と思いました。
そして何と言っても中谷潤人ですよ!...細っ!、しかし強っ!...唖然とするよりありません!
あの長身を半身、前屈みにして、右手をブラブラさせて相手を探る、カマキリのようなスタイル...60~70年代にライトヘビー級で、ワンパンチKOで鳴らした米国のボブ.フォスターを彷彿させるものがありました。(似てるとの声もあった、トマス.ハーンズとはちと違うな?)
彼のスゴイところは、精度の高い強打を連発出来るところです。無駄打ちが少ない。これはモンスター井上にも比肩出来るでしょう。
これで、バンタム級の統一戦てことになると...拓真とってこと!...後の二人の強豪ロドリゲス、マロニーにとっても脅威に映ったでしょう。いや、それどころか、西田とか天心、比嘉も居る!...この階級は日本人が席巻しているのは間違いありません。
それにしても、今の日本のボクシング界は、2010年辺りから黄金時代を迎えていると言ってもいいでしょう。
そこで巷では、パウンド.フォー.パウンドでオールタイムの強豪ば誰か?、という話題が盛んになっているようなのです。
異論はあるでしょうけど、私的には具志堅用高と渡辺二郎がずっと二強なのでした。彼らが活躍したのは、層の薄い新設の階級だったということも確かなのですが、そのスタイルそのものを見ると...際立つのは、そのパンチのキレは勿論なのですが、何と言ってもスピードで、次いで上体のバランスの良さ(ブレない)攻防のバランス(パンチを外し、すぐさまカウンターを打てる)、正確なジャブ、軽快なフットワークなどが挙げられます。
裏を返せば、彼らに匹敵するボクサーはほとんど居なかったということです。長谷川穂積がバンタム級で戴冠した2005年ぐらいまでは!...
要するに、史上十傑に入るようなボクサーは、数十年に一度しか現れなかったのです。2010年ぐらいまでは!...
しかし、それ以降、穂積を始め、内山高志、山中慎介、そしてモンスター井上と、同時代に十傑に入れてもおかしくないボクサーが相次いで出現して、様相が一変したという感じなのです。(中谷がこれに新たに加わろうとしているのは間違いないでしょう?)
これを黄金時代と言わずして何であろう!...この時代の申し子たちが持っていて、かつての二強になお足りなかった優れた点を挙げると、強く、正確なボディを打てるということでしょう。今の日本人ボクサーは、海外から“ジャパニーズ.ボディ.アタック“として恐れられているのではないか?
一寸気が早いけど、次のモンスターの相手に決まりかけている悪童ルイス.ネリーのリングで悶絶する姿が思い浮かぶようです。
いやあ、今の時代に生きててホントに良かったと思います!(人生の裏側的にも勿論ですけど...)
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6 コメント

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Unknown (ジダン屋)
2024-02-26 10:38:14
いやあ、中谷は迫力凄かったなあ
長身サウスポーで小顔、それだけでも嫌な相手な
のにハードパンチャーで賢いし上手い
階級を上げる毎に凄みが出て来た気がします
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Unknown (シタテルヒコ)
2024-02-26 10:52:23
そうですね、適正階級なのか、一段と迫力が増した感じです。
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Unknown (ジダン屋)
2024-05-01 11:13:14
天皇賞、RIZIN46と全て予想を外したワタシが五月のボクシングを占ってみましょう

5・4ロドリゲスVS西田凌佑
昔から和製〇〇と仇名された選手で大成した人は一人も居ません
和製ハメドと言われた山口圭司然り
残念ながら西田は和製メイウェザーと呼ばれているらしいので惨敗は確定的でしょう

5・6井上拓真VS石田匠
恒成や他のトップレベルの選手と試合をして紙一重の差で負けて来た石田のジャブは見物でしょう
逆を言えばジャブしか無いのでガス欠で後半インファイトで押されて又、紙一重で石田は負けるんでしょう

5・6モロニーVS武居由樹 
武居のジョルト、カンガルーパンチを揶揄するかの様なモロニー陣営
最近ようやくワンツーを覚えた武居の拳がモロニーに当たるのか?と言う疑問が正論かと思います

尚モンスターの試合予想はするまでも無いと判断しております
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Unknown (シタテルヒコ)
2024-05-01 12:52:17
まず、こないだのヘイニー、ガルシア戦なのですが、色々意見はあるでしょうが、両者合意があれば、試合は成立するでしょう。
しかし、契約ウエイトで行う以上、慣例通り、タイトルは空位になるのかと思いきや、何でヘイニーのままなんだろ?、納得出来ません!
続いて同じカードの私の予想
○ロドリゲスの有効打、攻勢が勝り、僅差の判定勝ち。
○井上弟後半でKO勝ち。KOのコツを掴んだか?
○武居の強打は本物だろうけど、これは難しい!
モロニーは確かに強豪だけど、実力差があるとは思いません。勝つ場合は、モロニーはスロースターターだけに、前半だろう。
後半にもつれるとズルズルとペースにはめられそう。
○ネリは過去最強なんてことは無い!
第二戦前のドネア、フルトンには叶わないだろう。
相性もバッチリなので、前半でKO。
しかし、ほとんどがどの辺りでKOか、という予想ばかりですね?
勝つのなら、
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Unknown (ジダン屋)
2024-05-01 17:38:40
亀田史郎さんが唯一人、ネリが勝つと断じてました
東京ドームは魔物がおるんや、ネリは失うものが何も無い凄みが有るんやと…
史郎さんも流石にブランクが長すぎたのでは?
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Unknown (シタテルヒコ)
2024-05-01 19:27:10
私は、ネリよりも、やらかした時の保険?、代打ドヘニーの方が、一発があるだけにマジで強敵だと思います。
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