24日は麗蘭のミニ・アルバム『1+1(ONE PLUS ONE)』も届いた。『1+1(ONE PLUS ONE)』といえばジャン=リュック・ゴダール監督が撮ったストーンズの映画のタイトルが『ONE PLUS ONE』だった。映画『ONE PLUS ONE』は観たことがないので関連があるのかどうかわからない。麗蘭の「ONE PLUS ONE」はインストゥルメンタルで、この曲のみが麗蘭作曲である。
仲井戸"CHABO"麗市と土屋公平のふたりだけでセッションしたアルバム『1+1(ONE PLUS ONE)』は正に原点回帰となる作品だ。幕開けはチャボのバンドマン宣言の「I'm a BAND MAN」。「Blue Blue」はチャボのイディオムにある曲。ライヴではコール & レスポンスで盛り上がった。公平のイディオムにある「光るゼブラのブギー」はビートルズの「Hello Goodbye」の歌詞を織り込んでいるんじゃないだろうか。この曲もライヴではハイライトとなる作品だ。
一方でゆるみ系ともいえるのが表題曲の「ONE PLUS ONE」と「おいしい水」。「おいしい水」はアストラッド・ジルベルトからタイトルを引用したらしく、曲調もボサノヴァだ。麗蘭ではひじょうに珍しいタイプだが、ボサノヴァの曲はひょっとしてはじめてだろうか。
先日のシャングリラ公演二日目の記事にセットリストをアップしました。レポも少し書き加えました。ネタバレしていますので、これから聴きに行かれる方は注意してください。よろしくお願いいたします。