Sunday Song Book #1459

2020年09月27日 | Sunday Song Book

2020年09月27日プレイリスト「棚からひとつかみ+リクエスト」
1. ミライのテーマ / 山下達郎 '18
2. GONE,GONE,GONE / THE EVERLY BROTHERS '64
3. SOMEBODY (SOMEWHERE) NEEDS YOU / DARRELL BANKS '66
4. LA LA (MEANS I LOVE YOU) / THE ESCORTS "3 DOWN 4 TO GO" '74
5. MY MINDS KEEP TELLING ME / EDDIE HOLMAN '72
6. I LOVE YOU (ACAPPELLA 60sec) / 山下達郎 未発売 '83
7. THANK HIM (DEMO) / BRIAN WILSON '63
8. 雨は手のひらにいっぱい (LIVE) / 山下達郎 "12/02/15 岐阜長良川国際会議場"
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■内容の一部を抜粋
・近況
サンデー・ソングブックは来週10月4日で28周年を迎えるという。番組改編の時期だが10月からも番組は存続し28周年になるそうだ。

・棚からひとつかみ+リクエスト
今週も「棚からひとつかみ+リクエスト」。

・ミライのテーマ
兵庫県明石市のリスナーからのリクエスト。2018年のシングルで映画『未来のミライ』の主題歌「ミライのテーマ」。

・GONE,GONE,GONE
CM明けの一曲目は達郎さんの選曲で景気のいいやつ。エヴァリー・ブラザーズの1964年、全米31位の「GONE,GONE,GONE」。

・SOMEBODY (SOMEWHERE) NEEDS YOU
中野区の超常連のリスナーからのリクエスト。ダレル・バンクスはゴスペル出身の大変歌の上手いシンガーだったが、1970年に女性関係のもつれか? 警官に射殺された。32歳だった。1966年、全米R&Bチャート14位、全米チャート35位の「SOMEBODY (SOMEWHERE) NEEDS YOU」。

・Hi, Everybody please listen to this
リクエストしたリスナーは達郎さんから質問魔と呼ばれていて、今回の質問はシュガーベイブの「DOWNTOWN」の最後のほうで"Hi, Everybody please"の後はなんと仰ってるのでしょうか?というもの。
「DOWNTOWN」のシングルが出たときにラジオ・スポットを打つことになり、そのときに思い付いたやつで、全然いい加減な英語なんだとか。"Hi, Everybody please listen to this"と言ってるという。昔のシュガーベイブのファンが言うと喜ぶので今でもときどき言ってるとか。

・ギロンダ
似たような質問が増えているそうだ。千葉県市川市の二十代のリスナーからライヴで「LET'S DANCE BABY」や「BOMBER」、「FUNKY FLUSHIN'」の盛り上がったところで聴ける謎の言葉「ギロンダ」とはどういう意味なんでしょうか? と言う質問。
"Get on up, Get, get, get, get on up"でジェームズ・ブラウンの"Get up, (get on up)"をマネしてやってるのだとか。本家のJBのほうは「ゲロッパ」と日本語で表記されることが多い。

・LA LA (MEANS I LOVE YOU)
世田谷区のリスナーから「達郎さんの好きなLA LA (MEANS I LOVE YOU)を」というリクエスト。デルフォニックスの「LA LA (MEANS I LOVE YOU)」はコンスタントにリクエストが来る楽曲。達郎さんがいちばん好きなのは7人組のヴォーカル・グループ、ジ・エスコーツのヴァージョン。エスコーツは全員刑務所の囚人。刑務所の中で結成されて録音されてアルバムも出して話題になった。1974年のセカンド・アルバム『3 DOWN 4 TO GO"』に入ってる「LA LA (MEANS I LOVE YOU)」が死ぬほど好きなんだとか。プロデュースはジョージ・カー。

・MY MINDS KEEP TELLING ME
神奈川県藤沢市の超常連のリスナーからのリクエスト。エディ・ホルマンは裏声のとってもきれいな人。1972年、全米ソウル・チャート20位の「MY MINDS KEEP TELLING ME」。「この曲はシングル・オンリーの曲なので、こういうのは何回でもかけます」と達郎さん。エディ・ホルマンはもともとフィリーの人で、ロニー・ベイカーの曲なのでたぶんMFSBがバックだと思われる。

・『POCKET MUSIC』と『僕の中の少年』の2020年リマスター盤
1986年のアルバム『POCKET MUSIC』と1988年のアルバム『僕の中の少年』、いちばん内省的だった時代の二作品の2020年リマスター盤が完成。11月25日に二枚同時発売が決定した。それぞれいつものようにボーナス・トラックを収録している。アナログ・レコードも同時発売することになったが、音質第一のため180グラム重量盤二枚組12インチ仕様。

・クリスマス・イブ
今年は7インチ・レコードを12月16日発売。今回は1986年に出したホワイト・ヴァイナルでの発売で完全生産限定盤。詳しくは山下達郎スペシャル・サイトにて。
https://wmg.jp/tatsuro/

・LIVE TURNTABLE
11月に予定されていたまりやさんのデビュー40周年のイベント LIVE TURNTABLE は中止になったが、当選された二千名のために代替案を検討し、オンラインでのライヴ配信が決定した。詳細は後日当選されたみなさまにメールにて通知するとのこと。詳しくは竹内まりやスペシャル・サイトにて。
https://wmg.jp/mariya/news/85608/

・ 宮里陽太クァルテット with 佐橋佳幸 生配信ライヴ
一昨日9月25日(金)に行われたBLUES ALLEY JAPANからの生配信ライヴ。
「私も観ましたけれども大変いい音でありましてですね。ああいうジャズのセッションなんかですとライヴ配信というのはひじょうに有効な伝達手段だと思います。生でご覧になるのとは、ちょっと違いますけれども、でもこうした時代ですので、そうした可能性も探っていかなければならないというアレでございます。すぅー、私もまたちょっと追加でですね、ライヴ配信考えております」と達郎さん。

・ライヴ
東京府中のリスナーから「来年はライヴはありますか?」という質問。
「予定はしております。やるつもりでおります。今年ライヴやりませんでしたので、来年のスケジュールを早めに押さえてありますのでですね。今年はみなさんライヴ、特にホールはできませんのでですね、来年ホール取り合いなんですけれどね、私は運のいいことに来年の予定を早めに立てておりましたので、もうスケジュールは立っておりますけれど、さぁ、このウイルスがどうなるか(笑)、という。それ次第でありますが、私はやる気でおります。えぇ、来年になりましたら」と達郎さん。

・I LOVE YOU (ACAPPELLA 60sec)
東京足立区のリスナーから「I LOVE YOU」のアカペラのテレビ用の60秒ヴァージョンにリクエスト。1983年のサントリーのCM。本当は「I LOVE YOU」はインスト・ヴァージョンもあるけれどマスターが劣化していて聴けないのだそうだ。当時のCMは120秒、60秒、30秒、40秒、20秒、15秒、全部別録り。テイクが違うがアカペラなのでほとんど同じだとか。

・THANK HIM (DEMO)
京都市のリスナーからのリクエスト。1963年にブライアン・ウィルソンが作ったデモから「THANK HIM (DEMO)」。

・雨は手のひらにいっぱい (LIVE)
静岡県伊東市のリスナーから「雨は手のひらにいっぱい」のライヴ・ヴァージョンにリクエスト。いちばん最後にライヴで演奏したのが2012年。この時代はまだギリギリ、テータで録ってなくてDATで録音していたため探すのが大変なのだとか。なので今日は以前かけたもので、2012年2月15日に岐阜の長良川国際会議場で行われたライヴから「雨は手のひらにいっぱい」。



■リクエスト・お便りの宛て先:
ハガキ
〒102-8080 東京FM
「山下達郎サンデー・ソングブック」係
メール
https://www.tfm.co.jp/ssb/

2020年10月04日は、引き続き「棚からひとつかみ+リクエスト」
http://www.tatsuro.co.jp
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