友人に誘われて何年かぶりにチャボさんを聴きに行きました。
チャボさんを見るのはキヨシロー復活祭以来ですね。
その前が麗蘭のアコースティック・ライヴで2007年ということになりますか。
実質4年ぶりということになります。
今回は5月に結成したばかりの新人バンド3Gを率いて、
全編カヴァー曲ばかりのライヴでした。
新人と言ってもほかのメンバーが吉田建さんとポンタさん。
以前、泉谷しげるさんを交えてセッションしたこともあったとか。
ようやく三人でできるようになり喜んでおりました(笑)。
「3G」の"G"は「じーさん」の"G"ではなくて"GREAT"の"G"で
不遜だが「3人の偉人」という意味だと仰ってました。
ちなみにお三方とも還暦を迎えております。
「オール・カバー・ナイト」はすべて洋楽のカバー曲でした。
ディラン、クラプトン、リンゴ・スター、ザ・バンド、グレイトフル・デッド、
ヴァン・モリソン、ストーンズ、オーティス・レディング、CCRといったアーティストの曲を取り上げてました。
有名な曲ばかりではなかったですが、すべてチャボさんの作詞で披露されました。
全編カヴァーというのはビルボードライヴからの要請であったそうですが、
チャボさんはよくステージでカヴァー曲を披露してますので、
違和感なく楽しめるだろうと思ってました。
ところが少し僕の読みが浅かった。
有名どころをあえてはずしたような選曲で、しかも最近の曲も交えてあり、
一癖も二癖もありました。
実はキヨシローを亡くしてからチャボさんの落ち込みかたを心配してたこともあり、
ちょっとおっかなびっくりなところがあったんですが、
声の艶やテレキャスターの鳴り方が素晴らしくて、
今後の活動が楽しみになりました。
最後に会場に流れたのがビーチボーイズの「Don't Worry Baby」。
チャボさんはいつもラストにサッチモの「この素晴らしき世界」をかけるんですが、
今回は曲を変えてきたということなんですかね。
夏の終わりにこの曲がマッチしてましたが、
「心配しないで」というタイトルがこのご時世に向けたメッセージかも、
とふと思ったりもしました。
■3G(吉田建 仲井戸麗市 村上秀一) All Cover Night!!
2011年8月26日(金) Billboard Live OSAKA
1st Stage 整理番号17番
吉田建 (Bass)
仲井戸"CHABO"麗市(Vocal/Guitar)
村上"PONTA"秀一(Drums)
Aisa(Back Ground Vocals, Guitar)
Setlist
Opening Theme : Something Stupid
01 I Want You
02 You're Sixteen
03 Willie And The Hand Jive
04 Twilight
05 Deal
06 Whatever Happened To Pj Proby?
07 Rain Fall Down
08 Hey Mr. DJ
09 Oh, My My
10 Security
11 Down On The Corner
12 Where Have All The Flowers Gone?
Encore
13 Little Wing
14 Proud Mary
Ending Theme : Don't Worry Baby