Motoharu Radio Show #087

2011年09月07日 | Motoharu Radio Show

2011/09/06 OnAir - 1st. Week
佐野元春 and The Hobo King Band:君をさがしている(朝が来るまで)(Live)
佐野元春 and The Hobo King Band:コンプリケイション・シェイクダウン(Live)
佐野元春 and The Hobo King Band:欲望(Live)
佐野元春 and The Hobo King Band:ナポレオンフィッシュと泳ぐ日(Live)
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■内容の一部を抜粋
・ライヴ特集
今週、来週は6月19日に東京国際フォーラムで行われた佐野元春30周年アニバーサリー・ツアー・ファイナル「All Flowers In Time」のライヴを特集。
ゲストにホーボーキングバンドの古田たかし、Dr.kyOn、井上富雄、山本拓夫を迎えて「これまでのライヴ人生を振り返って」をテーマにして語り合う。

・君をさがしている(朝が来るまで)(Live)
「ハートランド・ヴァージョンをベースにしたホーボーキングバンド混合アレンジ」と元春。

・あたたまったストロベリー・ムース
6月18日のみ開演前にながしたラジオ・ドラマ。ファイナル公演の演出としてスタッフから提案があり製作したという。スクリプトは作家の小路幸也。制作・演出はNHKのラジオ・ドラマ制作班の方々。元春は監修という立場で現場にも立ち会ったとか。
実際一度しか使用されなかったのでMRSで特別公開。

・ツイッター
「さて、Motoharu Radio Showでは今番組を聴いてくれている全国リスナーのみなさんがインターネット上で楽しくコミュニケーションできるツイッターという仕組みを採用しています。ここに参加したいという方は今からURLをお知らせするので是非書き取ってください。番組からツイッターのお知らせでした」と元春。
http://www.moto.co.jp/MRS/

・コンプリケイション・シェイクダウン(Live)
井上富雄は「LAND HO!」の頃のライヴ・アレンジを意識したとか。
曲間に挿入されるソロは山本拓夫のテナー・サックスによるソロ、Dr.kyOnによるオルガンのソロと続く。
山本拓夫はオリジナル・ヴァージョンのテナー・サックスの雰囲気を出すようにしたそうだ。
井上富雄は滅多にやらないスラップを披露できてうれしいと話した。むかし小田原豊に「元ルースターズなのにチョッパーするの?」と言われてから控えていたという。

・欲望(Live)
ハートランドのギタリストだった長田進が30周年アニバーサリー・ツアー・パート3に参加。この「欲望」という曲は彼の弾く深いディストーションのギターではじまり、全体が彼の深いスライド・ギターの音が支配しているので、オリジナルのギターの音が聴きたいと今回のツアーのセットリストに選曲したそうだ。
「佐野元春の壺の中から外を見てみたい、そこから宇宙を見ているというイメージの曲」とDr.kyOn。
コードがふたつしか出てこないという。井上富雄はずっとDを弾いてて、その上でフェイザーをかけたり、ダウン・チューニングしたりとかしているそうだ。
「ミニマリズムな表現で、最小の表現で最大の効果を出そうというコンセプト」と元春。

・長いライヴ人生の中で、一番びっくりしたことは?
「長いライヴ人生の中で、一番びっくりしたことは?」という元春からのお題。
山本拓夫は30周年アニバーサリー・ツアー・パート3の仙台公演のこと。「コンプリケイション・シェイクダウン」が終わって、元春が「サクソフォン!」と山本拓夫のほうを向いて言い放ち、右手を挙げたまま黙っていたときのことだとか。「僕ですか?」と自分を指さしたら元春が無言でうなづいてるので、自分で「山本拓夫」と言ったそうだ(笑)。
「今だから言いますけど、ごめんなさい。拓ちゃんの名前忘れちゃった(笑)。サクソフォン、山本拓夫! いつもはどや顔で言うんだけどさ、あのとき、なんかパーンと飛んじゃった(笑)」と元春。

古田たかしは「ROCK'N'ROLL NIGHT TOUR」のときのことで、元春のステージ・パフォーマンスで、ドラムの山台に向かってセットの裏から元春が駆け上がる場面があったとか。いちばん上に立った元春にピンスポットが当てられ盛り上がりをオーディエンスと共有するというパフォーマンスだった。全速で2メートルくらいの高さの階段を駆け上がるのだが、途中でバランスを崩した元春が手で空を掻きながら落下してゆくのが見えたそうだ。「もう駄目だ」と肝を冷やしたが、下でマネージャーが両手を広げて受け止めたという。
ルイードで興奮した元春が客席の机の上に立ち、高々とギターをかざして鳴らそうとしたところ、天井の低いルイード、電灯にギターの先が接触して、ショートして真っ暗になったことがあったそうだ。3分か4分で電気が戻ったが、あのときも驚いたという。

井上富雄も元春のライヴのエピソードを披露。「FRUITS TOUR」40箇所くらい廻って最終日が神奈川県民ホールだった。元春が「良い曲順というのは逆からやっても良い」と言ってセットリストを逆から演奏したことだとか。ペース配分がわからなくなって大変だったという。
「しかしね、あのときのライヴは爆発しましたね。照明さんとか、PAの方からは本当に嫌がられました。コンピューターでプログラミングしてるのを全部逆にしなければいけないんですから」と元春。

Dr.kyOnにはボ・ガンボスの海外での野外コンサートについて訊いた。日本は電圧が100ボルトだが、外国で電圧が200ボルトを超えてたらアンプの鳴りがすごくよくて、レンタルしたボロボロのマーシャルのアンプがすごくいい音で鳴って驚いたという。
「昨日降った雨の水たまりから電源を取る国と違って、そこで開発されたものだから当然といえば当然。底力というか、コンサートひとつとっても、そのバックボーンにしっかりとあるいうのが嫌ほど感じますね」とDr.kyOn。

ツアー中の食事についてもホーボーキングバンドのメンバー4人に訊いてみたが、この話題はあまり盛り上がらなかった。コヨーテバンドは鍋料理が続くと、ときどきハンバーガーを食べに行ってたというエピソードを元春が披露した。

・ナポレオンフィッシュと泳ぐ日(Live)
思うところがあり、キーを何度か変えて歌ったそうだ。東京国際フォーラムではオリジナルのキーで演奏したが、「僕はよかったと思う」と元春。

・番組ウェブサイト
「番組ではウェブサイトを用意しています。是非ご覧になって曲のリクエスト、番組へのメッセージを送ってください。待ってます」と元春。
http://www.moto.co.jp/MRS/

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