Motoharu Radio Show #009

2009年06月10日 | Motoharu Radio Show

2009/06/09 OnAir - 2nd Week
01.Oasis:I'm Outta Time
02.Simple Minds:Cry
03.Snow Patrol:Crack the Shutters
04.The Derek Trucks Band:Something to Make You Happy
05.The Derek Trucks Band:Sweet Inspiration
06.Jamie McLean:Cherry Tree
07.Bob Dylan:Beyond Here Lies Nothin'
08.Los Lobos:Malaque
09.Maria Muldaur:Midnight at the Oasis
10.佐野元春:黄金色の天使
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■内容の一部を抜粋
・和服
梅雨時期ということでじめじめした日が続く。こんなときは着物を着て過ごそうかと元春は思うそうだ。着物だと襟元から足下まで風がよく通るのでからだの熱や湿気が外に逃げてゆく作りになっている。「日本の気候にもぴったりと合ってるということで、この夏はちょっと本気で和服を見直してみようかな、そんなふうに思っています。みなさんもどうでしょうか」と元春。

・I'm Outta Time
2008年にリリースされたオアシスのアルバム『Dig Out Your Soul』から「I'm Outta Time」。作曲はリアム・ギャラガーでジョン・レノンに捧げている。曲のエンディングではジョンの声がサンプリングされている。

・Cry
シンプル・マインズはスコットランド、グラスゴー出身のバンド。2002年のアルバム『Cry』からタイトル曲。

・Crack the Shutters
スノー・パトロールは2006年のアルバム『Eyes Open』が全英チャートでNo.1となっている。曲は2008年のアルバム『A Hundred Million Suns』から「Crack the Shutters」。

・3PICKS!
「Motoharu Radio Show」では毎月番組推薦盤3枚のCDをピックアップしている。今月6月の「3PICKS!」はグレン・ティルブルック『Pandemonium Ensues』、デレク・トラックス『Already Free』、そしてランディ・ニューマン『Harps and Angels』。どのレコードも心に響くよいソングライティングと素晴らしいサウンドがあると元春。この中から今週はデレク・トラックス。

・デレク・トラックス
雑誌ローリング・ストーン誌では現代の三大ギタリストの一人として選ばれている。ちなみにほかの二人はジョン・メイヤーとジョン・フルシアンテ。デレク・トラックスは6月8日が誕生日ということでちょうど30歳になったばかり。26歳のときにはエリック・クラプトンのツアー・バンドに抜擢されて注目を浴びた。名前のデレクは'70年代にエリック・クラプトンがやっていたバンド、デレク&ザ・ドミノスから取られている。現在はオールマン・ブラザーズ・バンドのギタリストとしても活躍。今年の9月にはドゥビー・ブラザーズとのジョイント公演が日本で決定している。
「今回のアルバム『Already Free』、通して聴いてみましたけれど、とてもいいですね。ブルースが基本になってソウル、ジャズ、アフリカン・ミュージック、ジャンルを超えた個性的な演奏が素晴らしいです」と元春。そのアルバムの中から「Something to Make You Happy」と「Sweet Inspiration」の2曲。

・ついやってしまう、あなただけの癖は?
先週に続いて今週のテーマは「ついやってしまう、あなただけの癖は?」。人には何かしら無意識にやってしまう癖がある。無意識にやってしまう癖にはその人のある心の状態が隠されているんじゃないかと指摘する心理学者がいるそうだ。

・Cherry Tree
ジェイミー・マクリーンの2008年のアルバム『American Heartache』から「Cherry Tree」。

・GreenPeople
環境問題に取り組むユースたちを紹介するレポート「GreenPeople」。毎週このコーナーでは環境を巡る社会活動を通じて様々なアクションを起こしている人たちを紹介。このコーナーの協力はNHKの環境特集番組「SAVE THE FUTURE」。
http://www.nhk.or.jp/savethefuture/mamoribito/index.html

今週は「Forest Nova☆」。2006年、麻布大学と東京薬科大学の学生が共同で設立した17人の環境サークル。お互いの大学の周辺にある相模湖周辺の森を守ろうとメンバーで森林整備を手伝っている。毎月第一、第三日曜日には森に入り草刈りや枝打ち、間伐を行って、木がバランスよく育つよう整備している。また森への関心を深めてもらおうと大学生を中心としてトークラリーも開催している。
http://www.nhk.or.jp/savethefuture/mamoribito/movie/motoharu1.html

・Beyond Here Lies Nothin'
全米全英でチャートNo.1となったボブ・ディランのニュー・アルバム『Together Through Life』から「Beyond Here Lies Nothin'」。ずっとツアーを一緒に回っているバンドのメンバーに加えて、トム・ペティ&ハートブレイカーズのマイク・キャンベル、アコーディオンにロス・ロボスのデヴィッド・ヒダルゴが参加している。ロス・ロボスのメンバーが参加していることもあって今回のディランのアルバムはテックスメックスのサウンドになっている。「テックスメックスというのはテキサス流のメキシコ音楽と言っていいと思います。南テキサスとメキシコの国境辺り。そこにはメキシコ系のアメリカ人がたくさん住んでいます。言ってみればアメリカの文化とメキシコの文化が混じりあう場所です。テックスメックスはそんな場所から生まれた音楽と言っていいと思います」と元春。

・Malaque
テックスメックスのバンド、ロス・ロボスの2002年のアルバム『Good Morning Aztlán』から「Malaque」。

・Midnight at the Oasis
マリア・マルダーの'70年代のヒット・レコードから「Midnight at the Oasis」。この曲でストリングスの編曲をしているのはニック・デカロというミュージシャン。彼の'70年代のMORサウンドの傑作『Italian Graffiti』は素晴らしいアルバムなのでまた機会をみて紹介したいと思っているそうだ。

・寝るときのポーズ
元春は小さい頃からずいぶん長い間、どうしても治らない癖があったという。夜眠るときに両手を胸の脇に丸めこむようなかっこうをして眠ることだったとか。「ちょっと動物っぽい形なんですけれども、そうするとなんか安心感があるんですよね~。大人になってもしばらくそうしてました。まっ、最近になってようやく普通の形で寝られるようになってよかったなと思います」と元春。

・黄金色の天使
リスナーからのリクエスト。元春の最新アルバム『COYOTE』から。

・番組ウェブサイト
「番組ではウェブサイトを用意しています。是非、ご覧になって曲へのリクエスト、そして番組へのメッセージを送ってください。待ってます」と元春。
http://www.moto.co.jp/MRS/

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