源流を訪ねるシリーズの第8弾です。今回は神之川を訪ねました。
神之川は、鹿児島市郡山町と薩摩川内市入来町の境にある三方塚山と八重山の南麓を源流とし、日置市東市来町神之川の東シナ海に注ぐ川です。
川沿いの風景、史跡、河川構造物などを下流から観て行きます。
神之川河口。向こうは東シナ海です。
河口の海岸に咲いていました。名前はわかりません。
追)ナルトサワギク(鳴門沢菊)ではないかと思います。特定外来生物に指定されており、家畜や草食動物が食べると中毒を起こすそうです。
国道270号に架かる神之川橋を下流から見る。
神之川橋の近くから上流を望む。
前の写真の橋の近くから上流を望む。右岸(写真左)に田園風景が広がります。
この付近は、河口に近いため川幅も広くゆったりした流れです。
田園地帯の道路脇に、水田整備の完工記念碑があります。
左端は田の神、右端は水神の碑です。
田の神。田んぼを見つめ、右手にメシゲ、左手に椀を持っています。
頭の被り物(シキ)は欠けているようです。
さらに上流へ向かうと青剣神社があり、入口に対の仁王像があります。
右の阿像。腕が欠けています。
左の吽像。下半身はありません。
青剣神社。1625年の創建です。
境内にある石像。頭がなく、代わりにみかんを載せていました。