霧島市溝辺町に、シラス層からの湧水井戸というのがあります。
左の崖の中腹に井戸があります。
看板の右が井戸です。
井戸を正面より見る。崖の、灰色の地層がシラス(火山灰)です。
コンクリートに囲まれた井戸。
案内板。昭和50年頃まで、飲料水として使われていました。
この付近はシラス台地の上で、シラス台地は水に乏しいから、貴重な水源だったでしょう。
井戸の下の黄土色の地層が粘土質なので、シラスとの境界から湧水しているのです。
井戸の隣に洞窟があり、その下からも湧水しています。洞窟は、シラスからの湧水でできたものです。
洞窟の下の湧水です。シラスと粘土の境界から湧水しています。
飲料水としては不適当でも
湧水はしてるんですね。
洞窟の下の湧水は澄んでいるみたいですね。飲めないんですか?
溝辺って聞いただけで懐かしいです。
レンタカーを借りていたし 西郷さんのおっきな像のところで買い物もしました。
お酒の醸造所みたいなのも行きましたよ~
北九州は昨日も今日も雨です。
ここは高台なので、水質は今もきれいだと思います。
井戸を掃除すれば、今でも飲めるのではないでしょうか。
今は、上水道が普及しているから、飲む必要もないですが・・・
西郷さんの像、道路から眺めるだけで、中に入ったことはありません。
醸造所があるんですね。
今日はすばらしい天気でした。
この看板は分かりやすいですね。
後世に残ります。
普段の生活で「当たり前」と思っている行為は、あまりにも当たり前すぎて書き物に残っていないケースが多いようです。
「当時の生活はどうだったんだろう?」「これは、どのように使ったんだろう?」と、時代考証で分からないことが多いんだとか。
この看板は、分かりやすいです~
この看板自体、36年前のものですから相当古いです。
よく残っているものだと思います。
その時点で、もう井戸は使われなくなったんですね。
歴史がわかる貴重な看板です。