群倉
2011-01-22 | 史跡
奄美大島の高倉を紹介します。
大和村役場近くの県道脇に、4棟の高倉があります。
このような高倉の集まりを「群倉」といいます。
高倉は、奄美大島独特の建築物で、穀物を貯蔵するためのものです。
歴史は古く、室町時代に南洋から琉球を経て伝わったとも言われています。
釘を1本も使用していません。
火災のときは、下部の貫木をはずすと、容易に倒すことが出来るそうです。
柱はカンナで削られているため、ネズミが登ることができません。
貯蔵庫は風通しがよいため、穀物の保ちがいいそうです。
生活の知恵から生まれた建造物です。
奄美群島で、昔のままの姿で残っているのが、この大和村の群倉です。
道路反対側の川に、木製アーチ橋があります。
大和村役場近くの県道脇に、4棟の高倉があります。
このような高倉の集まりを「群倉」といいます。
高倉は、奄美大島独特の建築物で、穀物を貯蔵するためのものです。
歴史は古く、室町時代に南洋から琉球を経て伝わったとも言われています。
釘を1本も使用していません。
火災のときは、下部の貫木をはずすと、容易に倒すことが出来るそうです。
柱はカンナで削られているため、ネズミが登ることができません。
貯蔵庫は風通しがよいため、穀物の保ちがいいそうです。
生活の知恵から生まれた建造物です。
奄美群島で、昔のままの姿で残っているのが、この大和村の群倉です。
道路反対側の川に、木製アーチ橋があります。
正倉院も高床で、風通しがいいから、保存に適しているんでしょうね。
屋根は確かに、カヤではなくワラですね。
わらぶき小屋は、今では少なくなりました。
屋根は、稲のワラだな。島外ではカヤだが。
大きな木橋ですなあー。やはり、鉄橋にはない風情がありイイーものです。
沖縄を経て伝わったそうだから、沖縄にもあるんでしょうね。
火事の時は、貫木をはずして倒し、消化したり、素早く中の穀物を運び出したりしたんでしょうね。
ネズミから守るというのも、素晴らしい知恵だと思います。
奄美には、本土と違った文化が残っています。
島歌もそうですが…
本当に、環境にマッチした素晴らしい建築物ですね。
今は、実用されていなくて、観光用に残されたり、新しく造られたりしています。
写真はどうぞ…
南洋から伝わったものだから、雰囲気が南国のものですね。
高倉は、奄美にぽつぽつ残っていますが、こんなに集中しているのは、珍しいです。
こうのとり、成功してよかったです。
種子島の、重要な観光資源です。
似たのを観ましたよ。どんな建造物も先人の知恵は素晴らしいですね。
>貫木をはずすと、容易に倒すことが出来る
石橋の要石と同じですね。
消防車がないんですからこれも大切なことですよねー。
>カンナで削られているため、ネズミが登ることができません。
ウフフ これは面白い。。。
とん子さんのおっしゃるように南洋の国のようです。
木橋・・・歩いてみたい いい場所ですね
素晴らしいですね。
昔の知恵は
環境とマッチして
美しい。
*拙ブログ(第4155号)にお借りしました。
珍しいものがあるんですね??
今日は盛んに(こうのとり)の話でにぎわいましたね??