姶良市蒲生町漆の散策を続けます。
漆小学校の近くに、漆の田の神があります。小学校は、道路の突き当たりです。
田園地帯の中にあります。
高さ108cmの像で、立て膝姿の田の神舞の様子です。両手でメシゲを抱えています。
建立は1718年で、田の神舞型の像としては県内最古のものです。鹿児島県指定民族文化財です。
後姿。右奥のイチョウがあるのが満徳寺です。
満徳寺に行きました。
お堂です。
前の写真の右にあるクスノキ。途中で切られ、そこから多くの枝が伸びています。
鐘楼です。のどかな里山に鐘の音が響くのは、風情があるでしょうね。
集落の南に小高い丘があり、そこに漆の庚申塔があります。
ここに行くには、山道を200mくらい登っていきます。
干支の一つである庚申の日には、体中の虫が抜け出し、神様にその人の罪を告げると信じられていました。
建立は1523年で、鹿児島県指定民俗文化財です。