鹿児島の自然と食

鹿児島の豊かな自然(風景、植物等)、食べ物、史跡を紹介します。

漆の風景(2)漆の田の神

2012-06-10 | 田の神

姶良市蒲生町漆の散策を続けます。

 

漆小学校の近くに、漆の田の神があります。小学校は、道路の突き当たりです。

 

田園地帯の中にあります。 

 

高さ108cmの像で、立て膝姿の田の神舞の様子です。両手でメシゲを抱えています。

建立は1718年で、田の神舞型の像としては県内最古のものです。鹿児島県指定民族文化財です。

 

後姿。右奥のイチョウがあるのが満徳寺です。

 

満徳寺に行きました。

 

お堂です。

 

前の写真の右にあるクスノキ。途中で切られ、そこから多くの枝が伸びています。

 

鐘楼です。のどかな里山に鐘の音が響くのは、風情があるでしょうね。

 

集落の南に小高い丘があり、そこに漆の庚申塔があります。

ここに行くには、山道を200mくらい登っていきます。

 

干支の一つである庚申の日には、体中の虫が抜け出し、神様にその人の罪を告げると信じられていました。

建立は1523年で、鹿児島県指定民俗文化財です。

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漆の風景(1)

2012-06-08 | 風景

姶良市蒲生町は、蒲生八幡神社にある日本一の巨木「蒲生の大クス」が有名ですが、そこから後郷川沿いに北へ行くと漆という集落があります。

 

山あいの県道を上流側へ進むと突然視界が開け、田園地帯が広がります。

漆集落が見えてきました。

 

集落の中心にある漆小学校です。校庭は緑の芝生で覆われていました。

 

校庭にあるセンダンの木。

 

鉄筋校舎の後ろは、新しい木造校舎です。

 

木造校舎の隣に飯留神社があります。

 

飯留神社社殿。創建は1590年です。

 

校庭から見た田園風景です。里山の風景が広がっています。

 

玉石通り。玉石の石垣が続きます。

 

玉石通りにある如意輪観音。1753年の建立です。

 

漆の五輪塔。

 

姶良市指定文化財です。

次回は、漆の田の神などを紹介します。

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万之瀬川河口

2012-06-06 | 水辺の風景

前回紹介した吹上浜海浜公園は、万之瀬川河口の両岸にありますが、その万之瀬川河口の風景です。

 

河口に架かるサンセットブリッジを上流から望む。斜長橋です。

一般道の橋ではなく、万之瀬川海浜公園内の橋です。

 

左岸から見たサンセットブリッジ。

 

サンセットブリッジの下から上流を望む。山は金峯山です。

 

万之瀬川と金峯山(636.3m)。

金峯山は神話のふるさとで、麓の道の駅にコノハナサクヤヒメの像があります。

 

左岸側から見たサンセットブリッジの上です。

 

橋の上から万之瀬川河口を望む。

まだ見たことはありませんが、ここからの夕日がきれいだそうです。

 

橋の上から上流を望む。

 

前の写真の右です。

万之瀬川左岸側に干潟が広がり、国指定天然記念物のハマボウと干潟生物の群落があります。

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吹上浜海浜公園

2012-06-04 | 風景

南さつま市加世田にある吹上浜海浜公園を紹介します。

万之瀬川河口付近にあります。

 

お祭り広場。広大な敷地にスポーツ施設などが整った公園です。

 

砂像がありました。これはシンデレラ城。

吹上浜は砂の祭典が行われるところで、春の大型連休の頃、多くの砂像が展示されます。

 

特撮風景。

 

野外ステージと、向こうの池は音楽の池。

 

野外ステージのところに蓮が咲いていました。

 

音楽の池です。

 

池に落ちる滝。人口の滝です。

 

公園入口にあるアコウの古木。

 幹周り:5.6m 

 樹高:10.4m

 推定樹齢:250年

 

網の目のような根元。

この公園は、サイクリングなどの施設があり、運動するのにいいところです。

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精矛神社

2012-06-02 | 史跡

姶良市加治木町の精矛(くわしほこ)神社は、一度紹介しましたが、再訪しました。

 

精矛神社社殿。戦国武将として名高い島津第17代義弘公を祭る神社です。

島津義弘は、1607年から1619年に85歳で没するまで加治木に住みました。

 

社殿の隣に、石の史跡がいろいろあります。

義弘は文禄・慶長の役に出兵しましたが、従軍した鳳山和尚が朝鮮から持ち帰った石臼です。

 

同じく、朝鮮から持ち帰った手水鉢。下に大きな丸い穴が開いていますが、日本の手水鉢ではあまり見ません。

 

水はありませんが、石橋もあります。

 

唐獅子です。

 

御神木のクスノキ。3本の幹に分かれています。

 

モミの木と、丸に十の字の石灯籠。

 

前回行かなかったところにも行きました。

近くに神社の跡があり、狛犬が残っていますが、社殿はありません。

 

奉納された手水鉢と、石灯籠も残っています。

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